制作 N.H.K.(ナガイHP強化委員会)


ZX9R REBORN
 
REBORN リボーンとは、再生といった意味だが、中古車で言う再生手入れとはちょっと意味が異なる。
再生手入れの場合なら、REFRESHやREPAIR、REBUILDといった意味合いが強いもの。
しかし、本来の再生という意味は、トカゲの切れた尻尾が生え直すように再び生まれ直すという事だ。

ZX9Rは、1998年にB型からビッグチェンジによりC型へと生まれ変わった。
その後、複眼のE型、F型とチェンジを繰り返すも、その存在は新生12Rの弟分でしかなかった。
終には、ライバル車を追随しZX10Rへと進化する中で、伝統の900ccは消滅したのである。

そして、現在は、1リッター・スーパースポーツが四つ巴の熾烈なバトルを展開し‥‥‥
でも、ZX9R C型が好きだ〜!!
程好い個性‥‥‥シンプルで柔らかな曲線のスタイルに無理のないライディングポジションが優しい。
また、少し薄い低速トルクが肩の力を抜いてくれ、それらが相まって気軽にアプローチ出来る良さが光っている!
登場以来、およそ10年の時を経て、最近では中古パーツとして流通してしまうマシンが増えているらしい。
そもそも、逆車として多くはない中で、さぞかし、現役マシンは、少なくなっていることだろう。

ところが、皮肉な事に、その流れが、一台のマシンを新たに生み出したのだ〜!
一度は、バイクとしての輝きを失ったパーツ達を再び熱いマシンに蘇らせる〜〜!!
一見、ガラクタにしか見えないパーツには、捨てるのは忍びないという送り出した人の心が宿る。
その魂が共鳴し、ガレージの片隅から唸り声が沸き上がる‥‥‥決して、ファクトリーのラインではなく
 
再生への道
これがベースマシン? ストックパーツの山〜 中身は〜?  ‥‥ガラクタ!

この状態だと、残るは外装のみって感じだが‥‥‥
 この状態で作業が止まっている事に訳があるのか?

あっと思った元のオーナーには、
ゴミ呼ばわりしてご免なさいね〜

でも、何一つこのままでは、
使えないって事も事実!
 
 すべての始まりは、場所を占拠するパーツの山からだった。
 そのまま、本格的なガレージセールが開ける程に溜まりに溜まったパーツ。
 安いネットオークションが出れば、これは買いや〜転けた時の予備に〜!って結果が 「どうすんねん!‥‥‥怒」
「使わんと持っとくだけやったら、パーツが泣くで〜!必要な人に回さんと〜‥‥‥」
『いや〜こんなん使う人おらんから〜!それで落とせとるんやで〜‥‥‥』
 ---- 確かに、梱包の幾つかを開いてみると、中から出てくるのは何がしかの不具合があるワケアリ品ばかり!
 ---- いや、それどころか、それを使う為の手間を考えると、正常品を買った方が絶対に正解って物ばかり〜!!
「それやったら、捨てるしかないやね〜! ガレージは倉庫と違うねんぞ〜‥‥‥」
『いや、使うねん!使うから買ってんねん!!』
「Wha〜t??‥‥‥」

 ----そんなやりとりがあったかどうかも忘れてしまった頃、ガレージの片隅に一台のマシンが、形を成しつつあった。
『これ乗ろう思て、大体組んでみてん。部品、大方揃うてるわ〜!』
 これが、スタートの号令って事だったんですかね〜?
 気が付けば、「どうせやるねんやったら、きちんとせんと〜!」って具合になってました。(笑)
 やっぱり、バイクが好きなんです〜〜♪♪
 
 
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