事例紹介

特別編 ビフォーアフター

【お風呂のリフォーム】
築後40年の鉄筋コンクリート(RC)ラーメン構造住宅のリフォームです。
1Fの浴室ですが、建物がゲタ履き構造の為、2F設置と同じ条件にあります。
間取り寸法的には、ほぼメーターモジュールで、外壁はRC、間仕切りはコンクリートブロック(CB)造。
最近では、浴室リフォームはマンションに限らず、システムバスが主流となっています。
ところが、構造上の制約等*1から在来工法を選択する事に至り、プランニングが特に重要となりました。
<仕様>
浴槽 TOTO マーブライトバス L1200ミリ 壁材 松下電工 ソフティー シベック柄
風呂蓋 アイリスオーヤマ 抗菌タイプ タイル  床 TOTO グリップフロア200ハイドロテクト
給水栓 TOTO サーモスタット定量止水栓 同上 パスティーフロア200ハイドロテクト
同上  サーモスタットシャワー水栓 カウンター INAX 抗菌キラミック150角
排水溝 TOTO SUS製トラップ付 L800ミリ 天井材 フクビ バスパネルEX 300巾
YKK フレミングUペアガラス面格子付 換気扇 松下電工 ダクト用天井付静音タイプ
窓枠 松下電工 樹脂製フリーサイズ窓枠 照明器具 小泉 浴室用防露タイプ白熱灯
ドア YKK サニーセーフ3枚引戸W1400ミリ その他備品 一般市販品

*1 浴室の床スラブが段付構造で、全体が下げられていない為、洗い場のスラブの高さが居室部分と同じ。
その為、タイル土間撤去後に予想されるスラブ上面と居室床仕上がり面の高低差(いわゆる床下)が小さい。
その結果、マンションリフォーム用の低床タイプでも設置足や排水廻りの追加工や改造の必要性が予測される。
しかし、追加工や改造には、メーカーが保障する初期品質やメリットを維持できないリスクも大きい。
また、浴室寸法に近い空間の無駄が少ないプランがなく、同時に、施主が間仕切壁の撤去移動までは望んでいない。
さらに、浴室の使用形態が多用途でラフな面もあり、現状に近い広くてフラットかつ堅牢な様式を在来工法で選択。


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