ZX7RRのマフラーリハビリ |
ZX7RRのワークスレーサーは、アクラボビッチサイレンサーがお決まり〜! その結果、ファン垂涎のカスタムマシンもアクラボビッチのオンパレード だけど、プライベートチームは、独自のブランドをチョイスしていた そんな中で、AMAを匂わすバーンズ&ハインズがGOOD! 陽気で明るくてレース好きなブロンズギャルにぞっこん〜 マフラーを真後ろから見ると、サイレンサーは単純にカチアゲてあるだけではない シートカウル、さらにスイングアームさえ越える程に内側へ追い込んである これで得た深いバンク角は、RRに高いコーナーリング戦闘力を与える |
事例紹介 |
テーマ |
写真 | 内容 |
マフラーのリハビリ |
カウルを避けながらテールを引き出す |
太いエキゾーストパイプに、カチアゲカーボンサイレンサーのこのマフラーは、レース用だかストリート用だか詳しい事はわからない。 というよりも、そんな事はどうでもいい〜 うるさければ静かに、詰まっておれば抜けが良いようにするのがDIY! とにかく、この素材を元に、RRをストリートデビューさせる事がリハビリのテーマって事。 |
インナーパイプ付き | パンチングで出来たインナーパイプ 太いエキゾーストそのままの径? 長さはサイレンサー分ある |
早速、サイレンサーの分解をするんだけど、リベットを外すわけでもなく、簡単にビスで分解できる構造で、とっても簡単! テールを外してみると、高い排圧がボンボン出ている理由がわかった。 サイレンサーは、完全なストレート構造でボディーはカーボンスキン1枚。 そして、インナーパイプとボディーの間には、グラスウールが充填されているという、とってもシンプルな作り。 |
サイレンサー内部 | インナーパイプとボディーの間に充填されていたマット状のグラスウールは、およそ半分ほどに減っていた。 マット状のウールは、単に繊維を圧縮してあるだけだから、高い排圧にさらされ、ちぎれてパンチングから飛散してしまう。 それは、レーシングするたびに、キラキラと繊維が舞うのがわかるほどのもので、ストリート用としては問題? ある程度の耐久性と環境面を考えて、しっかりとリハビリさせましょう! |
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グラスウールの種類 | バイク用品店で販売されています |
一般的に補修用として販売されている消音材には、右の圧縮成型タイプとクロスタイプがあります。 クロスタイプは、織り上げてあるので、マット状のウールよりも耐久性がいい。 しかし、端の部分からほつれていくという弱点は残っています。 成型分は、長い筒状の圧縮ウールに縦の切れ目が入れてあり、取り扱いが大変簡単です。 しかし、クロス分のように、インナーのサイズに関係なく、しかも、自由に厚みを加減する事は出来ません。 このRRのインナーパイプは、極太(60Φ!)である為、クロス分でしかしようがありませんね! |
綺麗に仕上げ | 全長分、全てはしないって方法もある |
インナーパイプにしっかりと巻きつけ、細いステンレスワイヤーで縛ります。 この巻き加減で、若干の音の変化もあるんだけど、とりあえずきつくしっかりと巻く事に。 でないと、すぐに排圧でほぐれてしまう〜 きついと吸音しにくい理屈だけど、元より少しは静かになってくれる事を期待って感じ。 |
しっかり巻きつけ | これが、適当だとすぐにばらける |
とにかく耐久性重視で、間隔を狭くしっかりと縛っています。 サイレンサーの断面が楕円であるため、これ以上巻くと側面では、ワイヤーがボディーを削りかねません。 その為、インナーとボディーは接触しない状態で、輻射音って面では不利なはず。 ただ、作業性は悪いですが、オプションとして隙間にマットタイプを充填する事は可能です。 そして、DIYでの大切な事。 それは、今後忘れずにウールの状態を点検していくって事! |
バンド部分が多少磨耗していた為、補強を兼ねてアルミパンチング板を巻いている。 また、バンドの位置がかなり前に寄っている事もあり、それを補う意味もある。 ボディーの輻射音の面でも効果があるのは間違いない!ハズ〜? ハンガーは、ノーマル?をぶった切った感じ〜?のを少し磨き 全体として他にない怪しげな雰囲気がいいと思っている のは、自分だけかも‥‥‥‥ これが、完成後の音(MP3ファイル) 音質的にはちょっと引き締まった感じ でも、音量は果たして‥‥‥? |
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