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FRPバンパー再生(パート3)
(ロードスター用市販品) |
結構色っぽいところまで出来てるじゃん!?
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これまで、形がわからないといいながらも、しっかりとしたイメージの中で補修してきただけの事はあるでしょ?
直線や平面などは、どこにもないロードスターの造形美が復活しつつある〜
バンパーとノーズ部分の繋がり部分やコンビネーションやロードランプ部分のシャープな輪郭もほぼ出来上がっているようです。
残された大きな課題は、やはり面の仕上がり!
その艶めかしく変化する三次元の曲面が織り成す光と影。
いかに複雑な造形とはいえ、当然、左右は対称。
しかも、バンパーだから左右同時に見比べる事も出来てしまう。
要するに、ここからフィニッシュまでの難易度は相当高いし、下手をしていれば、この先で大整形を施さなければならないかも〜?
そして、そのシビアな作業を進めるにおいては、3Dレーザースキャナがあるはずもなく、その精度を決めるのは、目と手の感触のみ〜!
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下地作り第二弾! |
惜しげもなく研いで、本当の形を追求する〜!
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サフェーサーを塗った事で、面の出来具合が良くわかるから、こうやってさらに段階を進める事が出来るんです。
写真でもわかるように、サフェーサーの厚みで最終の凸凹調整をしていたわけではありません。
むしろ、補修第一弾!のパテはおろか、ベースのポリパテすら大胆に削り落しているのです。
さきに、サンディングでは、指先の加減一つと書きましたが、それはサンディングブロックを使えない部分が多い事を強調してのことです。
当然、サンディングをする際には、出来るだけサンディングブロックを使用して削るようにします。
硬い物柔かい物、大きな物小さな物、平らな物少し丸みのある物、棒状の物、等々。
色んなサンディングブロックを駆使して、面やラインを出していきます。
曲面は、曲面でも二次元的な部分なら、しっかりと硬さのあるブロックも使えるし、三次元な部分でも出来るだけ腰のあるものを使って研ぎます。
そうしないと、いつまで経っても、波打った面から卒業出来ません。
もちろん、平面なブロックを直線的に動かせば扁平になってしまうわけですから、動かす手の方で曲面を描かないといけませんよね〜
これでようやく形が決まってくるはず〜
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ここをもう少し〜?って追求してサンディングしていると、やはりわかり難くなってくる。
それは、パテ補修による迷彩塗装が現れてくる事での仕方ないプロセスってわけ。
そこで、出来るだけ薄くサフェーサーを塗ってさらに追求しま〜す。
この際、下地のエラーは、ほとんど無視出来るレベルに達しているし、後でまとめて実施すれば良い事なのでパテ補修はパスして塗っています。
どうやら7〜80%の出来上がりまできているんじゃない?
この段階に至って、初めて仕上がり予定の面が見えてきた感じ〜!
この先、面のR(曲率)や角度を部分的に修正させる事はなしでいけそう?
というわけで、ここからは仕上がり予定の面に、にじり寄っていく段階に〜
そこで、サフェーサーをもう一度重ね塗りし、塗膜の厚み分で面の均し作業を進める事にします。
先に塗ってあるサフェーサーのブツ(小さな塗料の粒)とかを含めて、表面を軽く水研ぎしてから重ね塗り。
そうする事で、一回の厚み分ずつ面の平滑度(曲面だけど)が上がっていくわけ。
とはいえ、3度4度塗るわけではありません。
とりあえず、この下地作り第二弾!の作業においては2度塗りまで。
その理由は、下地のサフェーサーが厚くなると、上塗りでの不具合が出易くなるからです。
これまでの段階において、仮に塗っては削りと繰り返す中で、薄く塗ったとはいえ塗り重なって残っている部分も多くあります。
だから、その部分は、意図していないとはいえ、サフェーサーを重ねて均してきた形になっているからです。
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最終段階へ |
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サフェーサーを塗り重ねた事で、かなりのレベルまで仕上がっています。
これを基準に、下地の完成形にまで辿り着く段取りで良さそうです!
パーセントで言えば、85〜90%ぐらいかな?
これにて、下地完成!って事にしても、誰も怒ってこないはず〜
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でも、その前に! |
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って言うような事をすると、Y君の笑顔を直視出来なくなるのだ〜!
と、その前にパスした部分とサフェーサーの厚塗りで生じたピンホールとかの手入れをしないとね!
え〜と、これで第二弾の第何ステップかな〜?もうわかりませ〜ん!
パテは、薄付け用のラッカーパテを使うような段階だけど、そうするとパテの溶剤がサフェーサーを荒してしまうのでポリパテを使用。
溝状の部分の底の深さを調整したりと、細かい仕上げはきりがない程。
でも、それ以外は、大体がピンホールの補修。
沢山出来るんだな〜って感じでしょ?
塗り方を良く考えてやってはいるんだけど、サフェーサーがしっとりのらない(化粧ののりみたいなもの)部分もあったりして〜
かといって、脱脂不良じゃないから、やっぱり塗る面が複雑って要因が大ってしときましょ!
そんな所は、ざらついているから、ピンホールにはなっていなくても、パテで均しておくのがベターです。
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そうやって、2度塗りサフェーサー後にパテ修正をしてから研いだ状態がこれ。
これで、正味2回の塗膜厚み分の均しが出来た事になるよね〜
未だにベースのポリパテまで出てきているけど、確実に面積は減っています。
いよいよ下地作りもゴールが見えてきたって感じですか〜?
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ゴールが見えた? |
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サフェーサーでの素地調整も限界に近付いているって、わかります?
滑らかなに変化する曲面、そして溝の底からエッジまで、それとわかるエラーは、無いといって良いぐらい!
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次は上塗り? |
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いよいよ最終確認って目的で、さらにさらに薄くサフェーサーを塗る。
しかし、これでいったい何度目になるのかな〜?
さて、この結果はどうなん?
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