事例紹介 |
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テーマ |
写真 | 内容 |
続編 |
スターターの点検の中でカバーを外す為、ドライブスプロケットの掃除をしました。 カバーを外すと、まるで石鹸のようになった汚れの固まり。
そして、続いてのチェーン洗浄です。
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ホワイトグリスを擦り込む |
洗浄後は、ホワイトルーブをローラー部とリンク裏表に全周スプレー。 スプレー後には、しっかりブラシで擦り込みます。 ホワイトルーブは、硬くて走行中に飛散し難い良さがありますが、狭い部分に吹き込み難い面も有ります。
ところで、ここで1つの事実に気付きました。
それがなんと!
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これが正解のテールエンド |
これが右バンク(3番4番)の様子です。 上の写真の下側(2番)のテールデザインだけが、異なっているのがわかります。 4本の内の1本だけ、年式が異なる種類の物が使われている。(もしかしたら逆かも)
取付ボルトを回しても回しても、ちっとも抜け出てきません!
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元はグラスウールだった! |
やっぱり予想どおり! ボルトの頭を切断して取出してみるとこんな具合。 巻き付けてあるはずのグラスウールは、まったく原形を留めず炭の塊になっています。
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全部目詰まりでした! | グラスウール部分の穴はすべて詰まっていました。
排気ガスは、ウールの巻かれていない部分の大きい穴7個から出ている状態でした。 |
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マフラー側も詰まり〜 | ディフューザーを取外したマフラーです。
内部の壁は、錆とカーボンが付着して何も見えません! |
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全部貫通させました! | ディフューザーをワイヤーブラシで掃除し、穴はすべてドライバーでほじくりました。
大きな穴もすべて発掘!
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これが放ったらかされた理由 |
掃除が終わったところで、取付け部の修理です。 ばかになったねじ山は、ドリルでワンサイズ大きく開け直しです。 この後、小さい穴の部分には、圧縮ウールを薄く巻き付け完成です。 |
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リーマで広げます |
取付けボルトがワンサイズ大きくなるので、取付穴も広げます。 この程度の事であれば、リーマが便利! テーパーに刃が付いていますので、捩りながら必要な大きさに広げていけます。 使用上の注意としては、外す時も含めて常に右回転で(切れる方向)、それと、回して止める位置は、毎回ずらす事です。
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マフラー側も貫通! | マフラー側もワイヤーブラシと先を曲げた番線で掃除です。
こんなに沢山の穴があったんだ〜! |
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他はこのとおり |
他の3本は、キャップはあるけどディフューザーではありません。 グラスウール無しで、穴の位置をずらしたり、反転させたりして音を打ち消しているわけです。
実は、
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テールキャップです |
どうして、キャップが飛ばされてなかったか? それは、マスキングテープをぐるぐる巻きにして叩き込んでいたからです〜!
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これもやっぱり!? |
これは折れ込みですから、折れたボルトを取り除けばOKです。 まず、ワンサイズ小さいドリルで折れ込んだボルトの中心に穴を開けます。 次に、タップでたてなおしながら、残ったくずを取り除きます。 他に逆タップ(スクリューエキストラクター)を使って左回しで抜き取る方法もあります。 |
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ショックも作動チェック! |
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リアを上下にスイングさせ、各部の動きを観察。 振動や音を含めてしっかりと! スプリングのイニシャルセットが、少し柔らかいぐらいでしょうか?
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スイングアームもチェック! | スイングアームのピボットにグリスアップ。
普通のリチウムグリスをグリスガンでしっかりと圧入します。 |
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グリースニップル付です〜 | しっかり圧入されておれば、ニップルを押さえればグリスが出てきます。 | |
バッテリー液のチェック |
バッテリーは、最近交換している様子。 その為、ターミナルを磨いて液補充です。 何が珍しいって?
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ブレーキフルード交換 | リアはロッド式ですから、フロントのみ。 マスターシリンダー、キャリパー共に漏れなし。
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ステップラバーが欠品 | ステップラバーが、左右欠損しています。 まさか、これが好みってわけじゃないでしょう? バーの太さは16ミリ。 |
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やっと手に入れた〜! |
バイク用品店では、色々な種類が売られていると思って行ってみたら? それは、グリップラバーだけの話しでした〜! 数件回っても同じ事、まったくありません! そんなグリップラバーをステップに転用するアダプターが売られていたりして ‥‥‥‥ そんなこんなで、最後の頼みが中古パーツ屋さん!
やっと見つけたいけそうな分!?
ちょっと無理かな〜と不安がよぎるや否や、
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どんぴしゃ! |
ボンドG17を塗って一気に差し込みます。 ここでのポイントは、ボンドG17を滑り材として使う事です。
本来の使い方では、接着しようとする両面に薄く塗布し、オープンタイムをとってから圧着接着します。 |
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完成! |
この他にも、点検整備記録簿に基づき各部を点検整備しました。 完全整備をしたわけではないですが、効果的に手入れが出来たと思います。 これまでも現役マシンだったわけですが、随分乗り易くなりました。
永らく普通に現役を続けて来れた理由がわかったような気がします。
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出来上がりはどんな感じ〜? |
ブリッピングへ(最初と同じような感じで) |
何か、金目?の物が多いバイクって、手入れしていけばどこまでも良くなっちゃいそうで ‥‥‥‥ レストアされる方たちの気持ちがわかりますね! プラスティックの塊とは、ちょっと違うわ!? やっぱり、当初はオーバークオリティーだったっていうか、お金がかかっていたんだって! これからも、40年50年を目指して、現役生活を続けられるように頑張って〜!! 誰がって? バイクやチャレンジャーだけでは難しいでしょ!? メーカーさんも何とか〜 ‥‥‥!! それと、DIYヘルパーも仲間に入れて〜〜〜!!! |
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