事例紹介

  
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 部屋を丸々改装
 (スタート編)

 
 傷みの進んだ天井と壁まわり
 

 


壁と床まわり
  
建築後30年余りの鉄筋コンクリート住宅です。 
その間、外壁吹き替えや防水工事は、何度も何度もされています。 

ところが、内装については手付かずの部屋が有りました。 

何故? 
答えは簡単! 
外装と違って、一度に全てをする必要がないからです。 
しかも、2階の子供部屋では後回しも当然でしょう。 

それでは、現状チェックから。 
まず、作りは? 
部屋は、2面が外壁でサッシ窓付き、残る2面は、間仕切壁で木造です。 
床は、ベニヤ下地にカーペット敷き込み。 
壁は、1ケ所が本クロス貼りで、残り3方が銘木合板貼り。 
天井は、ベニヤ下地に本クロス貼り。 
造作材は、ラワンのステイン塗装。
 
当時では、ハイカラ仕様です。
 
次に、問題点は? 
壁も天井も、クロスが日焼けを通り越してボロボロに! 
カーペットも日焼けてすり減っています。
 

そうです、どれもが賞味期限切れどころか使用期限オーバーって感じ〜 
唯一、銘木合板は歳月の重みと味を出しています。 
でも、ちょっと雰囲気が暗い感じ? 

どうせなら簡単に、でもパッとイメージチェンジを図りたいってのが普通の感覚!? 

それでは、今風の明るい部屋にすっきり丸ごとリフレッシュしちゃいましょう! 
  

  
 改装にあたり、仕上がりのイメージを雑誌等から思い描きます。 
 そして、そのイメージを実現させる為のベターな方法を考えます。
 具体的には、主に仕上げ材の選定作業になるわけです。 
 部屋の使用目的、イメージ、建物構造との適応性、さらに作業(施工)性、そしてコスト。 
 最後に、何よりも鍵を握るかもしれない調達のし易さ加減! 
 DIYerの場合は、多品種少量っていう事情があります。 

 ホームセンターの店頭で小売りされている材料に適当な物があれば言う事なし。 
 最近は資材館などと本格的な品揃えの店も増えています。
 仕上げ材が多く取扱われている店では、裾野(素材)も広がっているはずです!
 

 では、どのような物ならホームセンター店頭で買えるでしょうか? 

 下地材他 

 各種荒材(間柱、胴縁など)、合板類、石こうボードなど、まず問題なく揃います。
 断熱材、発泡ウレタンフォーム、遮音シート、防湿シートなども資材館で取扱われています。
 金物、ネジ、くぎ、接着剤、コーキングなどもプロ向けの大箱やケース販売がされています。 

 仕上げ材他 

1)天井材
 石こうボード系(多少重い)やロックウールボード系(軽い)は、かなり取扱われています。 
 長尺ピーリング材(発泡ウレタン系)は、木目タイプが資材館などで取扱われています。 
 

2)壁材
 ・化粧合板類 
 3×6サイズ(約90cm×180cm)は、色んな種類が取扱われています。 
 ただし、天井高に対応した2×8、4×8サイズになると資材館などでしか取扱われていません。
 ロックウールや石こうボード系の仕上げ材は、極一部の資材館などで取扱われています。

 ・ウオーリング材 
 実加工された無垢のパイン材は多くの店で取扱われています。 
 桧、杉などの国産材のものが、極一部の資材館などで取扱われています。 

 ・特殊な壁材 
 お風呂などに使われるバスリブ材が、極一部の資材館などで取扱われています。 

3)床材
 ・畳類
 /本畳
 サービスカウンターなどで取次ぎされています。
 /システム畳
 極一部でインテリア商品として取扱われています。

 ・カーペット、クッションフロア類 
 多くの種類が取扱われていますが、切売りタイプの種類は多くありません。
 P(プラスティック)タイルやコルクタイルは、極一部の資材館などで取扱われています。 

 ・フローリング材 
 /一般(複合)タイプ 
 梱包、バラ売りどちらも普通に取扱われています。 
 /遮音タイプ、リフォームタイプ 
 資材館などで取扱われています。 
 /無垢(単板)タイプ 
 極一部の資材館などで取扱われています。 

 ・寄木フロア、縁甲板 
 極一部の資材館などで取扱われています。 

4)造作材

 ・各種小幅板など
 ラワン、ラミン、ホワイトウッド、ベイマツなどの外材に加えて桧なども取り扱われてきています。

 ・モール類
 プラスティックやアルミ製の物は多く取り扱われていますが、長さは1.8〜2mどまりです。
 部屋の改装で使うとなると継ぎ目が問題となります。
 木製の長尺材は、極一部の資材館などで取扱われています。

 ・システム造作材
 廻り縁、幅木は資材館などで取扱われています。
 出隅、入隅材や窓枠などは、極一部の資材館などで取扱われています。

5)その他

 ・カーテン、ロールスクリーン、ブラインド類 
 既製品は種類多く取扱われています。 
 裾上げ加工が出来るカーテン工房もあります。 

 ・壁紙 
 壁紙工房では、後付けのりタイプを必要な量だけ買えます。 
  
 ・ペイント類 
 各種豊富に取扱われています。 
 好きな色に調色を注文出来る店も出てきました。 

 ・漆喰、珪藻土類
 極一部の資材館などで取扱われています。

 ・タイル、レンガ類
 タイルは、インテリア用の100角サイズの物が資材館などで取扱われています。
 レンガは、貼付けに適した薄手の物が種々取扱われています。
 発泡スチロールを基材とした物は施工も簡単でちょっとした模様替えに適しています。

 ・室内ドア、建具類
 サンプルを展示している程度です。
 取寄せに際しては、仕様、寸法の決定について100%自己責任を覚悟ってとこでしょう。

 以上のような状況の中で、適当な物があればいいのですが‥‥‥‥ 
 そうでなければ、取り寄せとなります。 
 メーカーカタログは、店によって取引きの有無で配備されている物が変わってきます。 
 総合的には、松下電工、ダイケン、永大、住建、アイカなどの何種類かが有れば大丈夫です。
 
 
カタログで選んだ部材を梱包単位で取り寄せてもらえれば良しとしましょう!
 
 材料の調達に目途が付けば、いよいよ作業開始です。
 注文分の納期待ちの間に、出来る作業を進めていきましょう。
 道具を運んだり養生したり、簡単な事もいざするとなると結構時間を取ります。

 
また、作業の取っ掛かりは、探りながらって感じですか?
 特に撤去は、何が出てくるかは開けてみてのお楽しみ〜って
 どこかで聞いたような、玉手箱状態!
 変な事が起きなければいいんですけど〜
 必要な仕上げ材は読めていても、下地については、どんでん返しもあるかもね?
 

(商品名と混同するため通称名を削除しました)

各作業へGO!
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