事例紹介 |
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部屋を丸々改装 (床編) |
いきなり材料の説明ではなくて、元の床写真が撮れてなかったんです〜 もちろん、このボンドは使用しました。
床のやり替えは、色褪せてすり減ったカーペットをめくる事からスタートです。 カーペット仕上げって事は、下地がベニヤ貼りって事です。
そうです、階下への騒音です。
そんな理屈で、1梱包(1坪分)4980円程度で済みそうとなれば、とっても安上がり〜!
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床鳴りの原因で〜す |
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床の老化は、カーペットの日焼けや消耗だけではありません。 知らず知らずの内に床がたわみやすくなったりしています。 その一つの現れが床鳴りです。 床板を止めている釘が緩んで、ギシギシと音が出ます。 そこで、カーペットをめくったタイミングでしっかりとチェックです。
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ビスで補強! |
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浮いた釘の部分に37ミリのコーススレッドビスを打つと、床鳴りは全くしなくなりました。 そうやって、残り全体をチェックすると、床鳴りはなくても緩んだようなところは沢山あります。
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釘と釘の間に追加 |
釘と釘の中間にネジを追加しています。 全体の補強をすませてから、さらにチェック! たわみも少なく、がっしりしていると感じる程で、根太まわりの不具合も無いようです。 それでは、いよいよフローリング貼りです。 フローリングは、ディックホームセンターで買いました!
B級品というのは、傷の塗装痕が有ったり、突き板の木目が少し荒れていたりしているものです。
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これで貼ります |
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使用する道具は、かなづち2本と釘締め。 壁際などの狭い部分への釘打ちでは、かなづちの2丁掛けが便利です。
この他には、切断に使用する丸ノコとアングルガイド程度です。
そして、重要な材料として、木工ボンドと併せてフロアー釘を使用します。
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釘打ちのアップ |
ここにこの様に釘を打ちます! その、ここってとこが大事です〜!
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こだわりの部分 |
(釘締めは、1枚分をまとめて最後に) |
釘打ちの間隔は約20センチにしています。 説明書きでは、根太ピッチの約30センチとされています。 つまり、説明が遅れましたが、説明書は、捨て貼り工法では無いって事ね! その為、ボンドを併用した上で、強力タイプの釘で本数も増やしているわけです。 そして、下地にも手を加えましたね! 釘の本数が1、5倍となると、その分手間も増えます。
それは、釘打ちの精度は、実の噛み合いに影響が大きいからです。
ボンドもタップリと塗っているんですが、そこがDIY的なこだわりの部分!
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壁際の釘打ち |
1列目には、噛み合わせる相手が有りませんので、釘打ちで押さえます。 壁材との隙間は、3〜5ミリ取るように説明書きにあります。
わずか1ミリの事、どうせ幅木に隠れるのにたいそうな〜! ところが、3ミリも隙間を取って、さらに有効なところに釘を打つとなると、釘頭をシステム幅木では隠しきれなくなっちゃうんです〜 壁際が真直ぐとおっているのを確認後に、薄いベニヤを挟んでクリアランスを確保しながら貼っていきます。 |
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幅木で隠れます | このように幅木を付けると、ちゃ〜んと隠れます。 | |
ボンドはこんな感じ? |
端の半端を貼るところです。 ボンドは、全てこんな感じで塗っています。
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最後の締め方 |
最後の半端のはめ込みは、叩き締めが出来ません。 その為、バール等を使用してこじて押込みます。 その際の注意点としては、まず、半端の寸法の採り方です。
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1列目が出来ました〜! |
1列目が出来ると物凄い充実感があるはず! これだけの幅ですから、どことなく完成時の雰囲気が見えてくるからです。
ここで手を止めるのも、一気にやっちゃうのも思うがまま!
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目地をずらして貼りま
す |
1列目が出来ると、いよいよ実を打ち込みながらの2列目スタートです。 このフローリング材は、乱尺タイプと違う為に、そのまま同じ調子で貼ると直線的に目地が揃ってしまいます。
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拍子木で大胆に叩く |
叩き込みに使う拍子木は、薄くて硬い木が最適です。 真四角の拍子木だったら、実の先端と拍子木の重心の高さのズレが大きくあります。
そして、出来れば長い物もあれば、全体を一気に押し込めます。
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大分進んでます |
出来上がった床に、インパクトドライバーが転がっています。 養生までしなくても大丈夫と思いますけど、こういうのは、案外と踏んづけたりして泣きを見ますので、やめましょう! あれっ!
ばれた〜!?
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幅木を付けない部分は | 床と壁の隙間は、内装用のコーキング材で仕上げます。
わずかな手間が増えますが、マスキングテープで養生します。 内装用は、硬化すると艶が無くなり、目立たなくなるので適しています。 |
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スーとはがすと |
上の写真と比べてテカってないでしょう? テープは、コーキングが少し固まり出したら、忘れずに早めに剥がします。
スーと手早く剥がして、他を汚さないように直にごみ袋に片付けていきます。
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綺麗な仕上がり? | たとえ、1ミリ、2ミリ、3ミリと隙間にバラツキが有ったとしても、広いところに合わせてこのように同じ幅にコーキングすればノープロブレムです。
多少広めの目地でまずいと思っていても、コーキングが同じ幅で綺麗に仕上がるとそんなに目立ちません。 |
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幅木の部分は | 幅木は、システム幅木でハードボードで出来ています。
木工ボンドと仮釘で取付けます。 |
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出来上がり! |
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道具を片付け終わったら掃除機をかけて乾拭き。 もし、傷とかを付けていたら、程度に応じて、かくれん棒のような補修材とか、オイルステイン、コーキング等の適当な物で修整しておきましょう。 そして、フローリングワックスを塗って完成です。
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部屋を丸々リフレッシュ! |
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床がフローリングに変わり木調となった代わりに、壁と天井が明るくなってバランスが取れています。 明るい雰囲気の中にも、適度な木調で落着きがあります。 早速、白い壁に好きなパネルを飾って楽しんでいます。 どうやら、このパネルを飾る為のギャラリー作りが目的だったようですね! パネルを見ながら、ゲーム三昧って‥‥‥ 30年ぶりのイメージチェンジは、大成功といったところでしょうか? それと最後に、改装となるとDIYといえども廃棄物が発生します。 適切な処理はもちろん、発生そのものを少なくする方法も考えましょう。 そして、使用する材料には、健康面だけでなく環境面にも配慮した物なら素晴らしい〜 今回は、普通に選ぶとシックハウス対策品ばかりで、ノンホルムアルデヒドや吸ホルマリンって 時代は確実に進んでいるようです。 他に、天然素材やリサイクル、そして産業促進って観点も考えていきたいですね! |
その他 | ||
あまり物を置かない部屋(ゲームとパソコンだけ?)にする為、収納の作り付け等はしていません。 ただ、パソコン置き場とちょっとしたデスクワークが出来るように、腰窓を利用してカウンターボードを設けました。 カウンター下には、市販のキャスター付きキャビネットを自由にレイアウトする作戦です。 |
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カウンターに使用したのは、集成材ボードです。 長さ3メートル以上のサイズは、アグロガーデンで販売されています。 寸法どおりにカットもお願いし買ってきました。 工作室のパネルソーは、何よりも正確で綺麗にカット出来ます。 でも、最後の小細工は自前です〜 窓台にのせる為に、窓枠分を切り落とします。 |
部屋の端から端までピッタリと付きました。 支えは、市販のクロームメッキパイプのテーブル足です。 高さに合わせて、高速切断機でカットして取り付けています。 これも、アグロガーデンで販売されています。 |
最後の最後の仕上げは、カーテンの取り付け。 床まであったカーテンをカウンターまでの長さに切り詰め直して再利用。 これは、オージョイフルのカーテン工房にお願いしました。 |
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