はじめに
最近になって、オープン外構が急速に増えています。
しかも、一切の囲いなく、側溝際まで芝生って例まで多くなりました。
かつては、郊外の開発コンペ等でしか見られなかったオープン外構も、今では、町中の再開発住宅などでも普通になりました。
特に、小規模な分譲住宅などでは、空間にゆとりを感じさせたり、 ローコストながら盛土のままよりは、見栄えも良くなり効果的でしょう。
すっきりとした建物廻りの空間は、いかにも新築って雰囲気をアピールしますので、
中古住宅との差別化においても有利でしょう。
しかし、実際に暮してみるとどうなのでしょうか?
表札もポストもあって、そのまま不自由なく新しい生活がスタートしたのも束の間。
風の強い日にゴミ入れが遠くまで転がっていったり、散歩の犬がトコトコと入ってきたり‥‥‥
犬ならまだしも、見知らぬ人がいきなり窓辺になんて、さらには、子供の自転車がなくなったとしても不思議ではありません。
無くて初めて気付く外構の必要性!
そうならない為に、今一度、外構について考えてみても遅くはありません ⇒ DIYで出来る外構
オープン外構で空間が連続し、さらに植栽によってコーディネートされたゆとりの街並〜
見せる住まいが増えるという事は、街並などの周辺環境にも良い結果を生み出します。
最近は、何も新興住宅地に限らず、個性的でオシャレな住宅が増えてきました。
その背景には、外壁材の進歩等によって、建物外観が向上した事が大きく影響していると思います。
最近の住宅には、無粋なバックヤードって物はなく、4面ファサード!
もちろん、ガーデニングブームも影響しています。
決して広くないスペースで植物を育てるなら、高い塀など作っていられません!
それと一家に1台以上の駐車スペース、益々狭くなるスペースを囲うことなど不可能です
統一性のない様々なブロックが個性を競った?街並は、今となっては古い住宅地でしか見られなくなりました。
ところが、そんなオシャレな住宅地に大きな問題が起きつつあります。
それは、「DIYで出来る外構」を見て頂いたとおりです。
まず第一に、プライバシーの確保って点でのずれ!
見ると住むとは大違いってところでしょうか?
また、それとは表裏一体の、見られるが為か、見せたいがあまりの過剰な作り込み〜!
その結果が、後から雑多なラティスを並べて(確かに手っ取り早いけど‥‥)まるでスラム化していたり‥‥‥
このままでは、いずれ粗大ゴミで悲鳴を上げる時がくる〜〜!!
また、女性受けを狙ったかのようないい加減なグッズの氾濫‥‥‥
世界的な環境問題に安全性など、品揃えをするホームセンターも責任重大ってところでしょう。
そんな現状では、オープンな外構はもとより、今風の庭作りは、既にDIYが主流になっている〜?!
確かに、枕木を立てたり敷いたり、業者に依頼するまでもないような気持ちになるでしょうね!
でも、簡単な事をしているように見えるからDIYではなくて、マイペースでやれるからDIY!
毎日の暮らしを豊かにし、将来の暮らしの変化にも無駄なく対応していけるような〜価値ある庭づくり!
お金を取る為の工事と自分達の暮らしに必要な作業とでは、同じ庭作りといっても随分異なるものなのです。
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