事例紹介

 

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RX7の下回り修理パート2 まず、高効率タイプラジエーターが入荷しました。
ラジエーター取付 取付は、ほぼボルトオンです。 
ただ、コアの厚みが増えた分の調整が必要です。 
写真は、ラジエーターをセットした状態です。 
アッパーホース取付は、ファンを取付けてからにします。 
上側クランクプーリ他の垂直面と比較すると、きつい前傾マウントがよくわかります。 
へしゃげて小さく見えます         
続いて、エアコンのコンデンサーが入荷しました。 
フィンはすぐにつぶれます 下側からコンデンサーの取付けをします。 
その際、フィンをつぶさない様に段ボールで保護しておきます。 
手前のパイピングは、パワステのオイルクーラー的パイピングです。
これも普段は見えません 2段に傾斜マウントされたコンデンサーとラジエーターを左タイヤハウスから見たところです。 
写真の左側がフロント方向です。
ファンの取付です  
 樹脂製のファンシュラウドも入荷しました。
ちょっと細工を  取付けた状態。 
ここでも、コアの厚みが増した部分で取付けに若干の加工が必要で、取付時に、アッパーホース取付部と干渉するシュラウドの一部を切除します。
冷却水注入 アッパーホースを取付けて、冷却水を注入します。 
冷却水には、LLC(ロングライフクーラント)を地域の最低気温に応じて添加します。 
この辺りでは、冷却水容量の2〜30%程度です。 
レース用のスーパークールな物とかありますが、ラジエーターの放熱量が約3割アップしていますので、洩れ予防の添加された、一般的な物を3リットル注入しました。 
2ケ所の注入口からあふれるまで水を足します。 
インタークーラー、バッテリー、エアクリーナー(ホースバンドはなかなか大変です)を取付けて、エンジン始動準備完了。
おまけの作業 作業も完成が近づき、この辺りで気分転換。 

純正オプションのチタン製ペダルパッドを取付けます。 

ラジエーターのエア抜き作業中にピッタリの軽作業です。

ノーマルもアルミ!  ノーマルのペダルです。 
さすがは、スポーツカー。 
ブレーキ、クラッチペダルは、オールアルミ製で、デザインもマニアック! 
ブレーキ、クラッチは取付けなくても良いのでは? 
(アクセル、ブレーキ、クラッチの3点でセット品でした)
取付開始 ペダルパッドは、各ペダルにビスで固定します。 
アクセルペダルの下側取付け穴をドリルで開けたところ。
これは簡単! ブレーキ、クラッチは、既に開いている穴を拡げるだけなので、型紙、ポンチは不要。 
ブレーキの加工が終わったところ、右上と左下が拡げられています。
充電ドリルは便利です 充電ドライバーを使用すると、前後長が短く狭い作業スペースでも、片手で楽に出来ます。
外せるものは外して  フットレストは、簡単に取り外せますので、外した状態で取付けます。 
オレンジ色の物は、オートポンチで押すだけでポンチングが出来ます。 
アクセルペダルにも簡単に出来ます。 
鈍く光ってます 4ケ所の取付けが終わった状態です。 
以上の取付については、充分な取付け説明書が付属しています。
こだわりの一品! 次は、右ニーパッドの取付です。 
ドアトリム裏側でのナット締めで固定します。
ここがドンピシャ!  チャレンジャーにドライビングポジションを取ってもらい、取付け位置を決めてもらいます。 
こんな感じで〜。
トリムを破らないで〜  位置をマーキングして、ドアトリムを取り外します。 
まず、サッシュ部の黒い三角パネル前後2ケ所を外します。 
次に、周囲の側面にあるビスをはずします。 
最後にアームレストのインナードアハンドル部の化粧キャップを取り、ビスを外します。 
あとは、下側を全体的に優しく手前に引き、ファスナーで引っ掛かっている部分をみつけ、その部分に手を添えて剥がします。 
下側が剥がれましたら、上に持ち上げて、上部の引っ掛けを外します。 
スイッチの配線カプラを取り外して、取り外し完了。
分厚い内張り!  裏側は、ウレタンの厚みが1センチ程も有り、取付け位置を表裏からよく確認しないと、締め付けが出来ない事になります。 
写真は、2ケ所のナット締めをしたところです。
いい感じです  違和感なくニーパッドが取り付けられました。
冷却水エア抜き ヒーターをホット側にして(クーラーガスが抜けているのでファンスイッチは、オフで)、エンジンを始動し、1〜2分後に一度補水します。 
ラジエーターのエア抜きは、アイドリング(ファーストアイドルですが)で慎重に行います。 
初期注水で4〜5リットルしか入っていませんので、残り3リットル程は、エアが残っています。 
大部分がウオータージャケットに残っていますから、サーモスタットが開くまでは、抜けてきません。 
ほぼ、空冷エンジン状態と思って慎重にします。(工場扇は、念のためです) 
暖機とともにエアが抜けてきますので、ウエスをグローブ状の団子にしてキャップをわずかづつ開け(押し付けながら回します、決して持ち上げない!)、シューッと圧力が抜ける位置で保持します。 
もし、その時、手が熱くなって我慢出来ない場合は、落ち着いてキャップを締め直し、ウエスの厚みを増やしてやり直します。 
完全に圧力が抜けてから、慎重にキャップを外し補水しますが、万一、間欠泉の様に冷却水が吹き出しても良いつもりで。 
 

 

 完成 注水口は、2ケ所有りますので、それぞれ実施します。 
完全暖機までに、これを4〜5回実施する事になりました。 
この間、電動ファンの作動と水温計のレベルは、注視します。 
ほぼ、補水が出来なくなったら、これ以上は時間がかかりますので、適当にエンジンを止め、完全に冷えてから補水をします。 
以上で、一旦終わりです。 
後は、数日走行後に点検すればOKです。 

最後に、エアコンの真空引きとガスチャージ作業(真空ポンプとゲージマニフォールドが必要な為、整備工場へ依頼)を残して完成。 
 

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