事例紹介
 
 
  
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A車の修理パート2   
ドアガラスのラバー(ガラスチャンネル)が劣化! 

古い車なんですね〜!? 
でも、こういったレアな車は、年式もグレードもわからなくて‥‥‥ 
長く乗れていいよね〜! 

もしかして、DIY向きぐるま!? 
 

こんなにボロボロ   
最初から交換部品には期待せず、(たぶん高いと思う)DIY的修理をやってみましょう! 

でも、このガラスチャンネルって、表がラバーで裏が植毛されている〜! 
これは、ガラスの滑りを良くする為と水切りの目的です。 
うまく滑らないと巻き込んでしまう? 
で、テープの上に単純に補修材ってわけには‥‥‥ 
 

秘密のテープ?   
そこで取り出しましたのは、秘密のテープ! 
表面が起毛しています。 
スリーMではなくて、ABSって書いてある〜? 
実は、ボウリング用のテープです! 
どうやって使うかっていうと、指に貼ってボウルの指穴の抜け具合をコントロールします。 
巻き方向は滑り易く、巾方向は滑りにくく出来ています。 
 
テープをセット  ガラスチャンネルの内側にマスキングテープを貼って、そこにこのテープをセットします。 
滑り易い方向の加減で、長く伸ばして1枚でってわけにはいきません。
しっかりマスキング  全部セットし終わったら、裏紙を外して、その上から補修材を塗ります。
ゴム補修材です  
これは、テスト使用の結果、固まるまでの段階で少し柔らかく、表面を均しにくい面がありました。 
その為、今回の事例では使っていません。 
でも、自動車のラバー類の修理用と、はっきり用途に書かれています。 
何とも残念! 
そこで、他の防水ラバー(ウエザーストリップ)のひび割れ部分に擦り込んで使用しました。 
これにはピッタリ! 
細かいひびにもよく入り、余分も拭き取り易いようです。
 
本命はこれ!   
それで、使ったのはシリコンシーラント! 
ゴムではないですが、よく馴染みますし、接着力もばっちり! 
固さも手頃、光沢が有り過ぎるのがちょっと〜ですが、表面も均し易くて最適。

バスコークの黒が、分量的に手頃でした。 
ついでに、瓦の補修とかを出来るのであれば、カートリッジタイプがお買得です。
 

こんなもんでいい?  出来上がりました〜! 
ガラスもちゃんとスムーズに上下出来ます。
いかにもたいそうなスタート   
次のテーマに必要な道具類です。 

充電ドライバドリル、板金ばさみ、万能ばさみ、TXレンチ、クリップライト、T型レンチ、ドライバー、ミニラチェット、ギヤレンチ、ニッパ、ホッチキス、エアガン、 

材料は、アルミ板、ラバーシート、タイラップ、タッピング 
 

これがターゲット!   
なぜか逆さで、こっち向いてるヘッドライト!? 

これが次のテーマの主役! 

実は、こんな車に無理矢理?HIDを付けてから水中メガネになってます〜! 
ちょうど鼻の辺りまで水が溜まって、チャプチャプ! 
焼けた放電管にジュンッ!ってなったら、メッチャ、やばいんとちゃうん〜!? 
何とか出来へん〜〜?? 

何て〜!? 
もっと上まで水入れといたら、熱的には安定するはずや〜!! 
それが出来ひんてか!? 

(‥‥‥違うって) 

まあ、よ〜わからんけど、困った時はお互い様や、わても今日からブーツ外しとくで〜!! 
 

いい作業台です   
と言うような理論的必然にともない、またまた実験的肉弾DIYをするはめに〜〜! 
(肉弾‥‥当たって砕けろの意) 

ヘッドライトをまるごと取外して、作業台(タイヤ)の上に降ろします。 
 

丸みがアンマッチ!?   
ひっくり返してライトを上にしたところです。 
カバーに丸みがあって、シャープなボディーと比較して、何となくひょうきん! 
どろぼうが頬かむりをしている様です。 
 
狭いところにぎっしり! カバーを外すと、中はぎっしりのHIDユニット!
見えてきたきた 元の状態を確認の上で、ハーネスやユニットを取り出し核心に進みます。
HIDです〜 可動部が有るので、注意して取出します。 
幸い、錆びたりはしてないようです。
水中メガネ?   
ランプボディーを外しました。
 
ノーマルは、シールドビーム球(バルブとボディー一体式)だったそうです。
最近の車に比べて暗く感じる為、汎用のセミシールドタイプに変更し、HIDが付けられています
HIDは、ハロゲンH4球と違って、ハーネスが一体で、しかも太くブーツが付きません。

その為、防水テープがブーツ替わりに貼ってあります。 
全体の2/3程、庇状になっています。 
ところがこの庇は、ライト点灯時を考えての物です。 
ライト収納時には、逆に水受けになってしまうのが問題です! 

とりあえずランプの中をしっかりと掃除してから、対策って事にしましょうか。 
 

ランプ本体にオペ中! まずは、ランプボディーに加工します。 


究極のっていうか、フェイルセーフっていうか?
短絡的〜?   
水抜き穴です〜!

収納時の状態で下側に開けています。
その為、点灯時は上になりますので、ラバーリップを設け、穴の周りをコーキングでわずか土手状にします。 
これで、万一水が入ったり結露しても、収納時には抜ける作戦! 
 

ブーツ替わりです ユニット取付部については、収納時には車の前方を向くだけに、水がハーネスを伝ってくる事も考えないといけません。 

ラバーシートでカバーを作り、ハーネスともコーキングします。

HIDの取付け カバーをめくって、ユニットの組付け。 

何度でも脱着出来る構造です。

カバーをセット カバーは、ランプボディーではなく、さらに外の取付けフレーム側へ水を逃がすようにしています。 

こうする事で、ユニット取付部へ水が伝わる事を防いでいます。

本気の庇です   
さらに全体へのカバーリングとして、庇を取付けています。 

全体として密閉はしていないけど、迷路的に雨水を排除するようにしています。 
 

 完成   
やっぱり存在感は半端じゃないですね〜!
維持費とかに見合う値打があるんと違う?

でも、言うとやるとは大違い!
なかなか大変な事も多いようです。

外車っていうだけで、ちょっとした事を断られたり、高い費用をふっかけられたり(遠回しに断られている)は、いつもの事だそうです。 
また、並行輸入車には特に風当たりがきついみたい? 
確かに、部品とかは高いようですが、腫れ物にさわるようっていうのも影響しているとすれば問題。 
だって、ユーザーが車を大切にしている事に外車も国産もないはずです。 
と言う事で、チャレンジャーが自己責任で肉弾的DIYを頑張るってかぎりは、応援しています〜! 
(モロ、逃げてる〜!!) 

えっ!?乗ってる人に問題が有るんでは〜?って 
な〜るほど! 
でも、それってやっぱり外車国産の区別はないですよね〜!? 
もち、御遠慮です〜!! 
 

 
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