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      | せせらぎ作り
 (パート3)
 | せせらぎの基盤となるモルタルベースは、水を張って養生中
 でも、そのせせらぎを早速トノサマガエルが利用していたり
 作る方も気が早っているけど、使う側も焦ってる〜?
 いよいよ、イメージのせせらぎが形作られる時!
 
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      | 縁石をイメージ!
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            | 水路の基盤が出来ると同時に、次のステップがスタート! モルタルを打った翌日、早速に縁石を並べてみます。
 
 まずは、前池部分からスタートです。
 こんな感じでいいかな〜?ピンコロの数は、4や9は、止めておこうか〜?
 前池では、既存の小さな池とのデザインの連続性を図っています。
 ちょうど、8の字状のメガネ池って感じで、交叉部分が最終流れ出し部分です。
 流れから前池への流入部では、基盤よりもかなり内側に並んでいます。
 そういった意味から基盤と表現しているわけで、この網で補強されたモルタル打ちの上であれば、水路の形はどうであれ水を漏らさず流せるわけです。
 
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            | 前池部分以外は、モッコからこぼれたようなクズ石を使用。 崩れ積みでの目潰しに、やっと使い道が〜って言えるサイズ。
 でも、その色形が雑多な石が面白いんですね!
 
 丸いの尖ったの薄いのゴツイの黒いの‥‥それらを思うがままの即興で〜
 
 でも、しっかりと自然の道理にかなった風に、理屈っぽく楽しみながら!
 上流は深山幽谷、中流は里山を優しく流れ、下流は大河の如く〜
 
 本当にその流れに吸い込まれてしまいそうです〜♪
 
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            | これは、上流部分の様子です。 
 角張った岩がゴロゴロと連続し、川底まで岩で出来ています。
 
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            | そして、続く中流部分の様子。 
 岩場を激しく流れ下った水は、長い石の部分で緩やかな流れへと変化します。
 この部分からは、川床に石は無く縁石だけとなります。
 この長い石は、他の石と違って御影石で趣が異なり、どう使おうかな〜って。
 ところが、その違和感が、ちょうど、堰や魚道といったような人工物に見え、里の雰囲気を感じさせてくれるのでは?
 
 やっぱり、色んな石があるからこそ面白いって!
 
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      | 常に即養生!
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      | 作業中の写真が、ちょっと撮れてなくて‥‥‥ イメージを確認したら、早速にモルタルを練っていました〜
 決まればサッサとやっちゃいたい!
 で、写真を撮ってる余裕なし〜 m(_)m
 
 モルタルは、ちょっとセメントの分量を多目にして、ガッチリと。
 どれぐらいかっていうと、セメント1に対して砂が1〜2の間ぐらい。
 団子にしたら、砂っぽいという感じではなくて、粘土っぽいって感じと言えるかも?
 作業は、仮に組んだ石を数個づつ取り外しては、モルタルで接着し直します。
 作業用のゴム手袋をして、手でモルタルを取って、しっかりと据え付け。
 
 その要領は、まず、モルタルをバサバサではないけど、少し硬めに練ります。
 そして、予め、石と基盤は、水で濡らしておきます。
 では、いよいよ接着作業に入ります。
 モルタルを基盤の上に多めに置き、手で押えて馴染ませると共に中の空気を無くします。
 そのモルタルの上に、石を載せてトントンと叩きながらモルタルの中に沈めます。
 すると、石の周りから押されたモルタルがはみ出すはずです。
 最後に、はみ出たモルタルを指(ゴム手の)で石と基盤の隙間に押し戻すようにして、両方にしっかりと馴染ませます。
 
 この馴染ませるって作業が、水漏れを防ぐ上で重要です。
 恐らく、石の底の部分でしっかりと馴染んでいるはずなのですが、作業中に石がグラグラ動いたりする事もあるものです。
 そこで、この作業が、間違いなく目地の密着を保証してくれる為、重要になるわけです。
 そして、縁石と縁石の接合部については、ある程度の厚みで目地モルタルを詰めて水漏れを確実に防ぎます。
 仮に、恐竜の背びれのように薄い物を連続させる場合には、目地の厚みをしっかりと取る必要があります。
 この場合は、池や基盤の断面と同じように3センチ程度にはしておかないと、常に湿って滲み出している状態になってしまう。
 逆に、ピンコロや薄い石でもドミノ倒しのように並べた場合なら、目地の奥行きは取れます。
 ただし、意識的に目地幅を設けないと、石同士が近付き過ぎて透かし目地になったり、しっかりと目地を押える事が出来ません。
 そのような目地では、漏水を防げませんから。
 
 作業が進むにつれ、目地は出来たところからどんどん乾いていきます。
 目地は、空中に露出している為、特に乾きやすいですから、濡れ新聞で即養生しましょう。
 
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      | 養生後、水張り
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      | 縁石を据付後、半日(気温が高い時期)もすれば水をタップリと張ってしまいます。 と同時に、余分なところに付いたセメント汚れをタワシ等で洗い落としておきます。
 この段階なら、ちょっと触った程度では固まっているセメントも、水を付けたタワシでゴシゴシ擦れば、だんだん取れていきます。
 それが、2日も経てば、削らないと取れなくなってしまいます。
 
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      | 上流は未だ〜!
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      | 実は、全部が出来たわけではありません。 上流部分は、未だ、仮に置いてあるだけなんです〜
 それは、石組みと同時に、流れ出しのパイピングを行わなければならないからです。
 実のところ、そのあたりの詳細は、これから決定しま〜す!
 モーターをどのように設置するとか、吸い込み部をどうするかとか?
 現状、矢印部にある循環用パイプのキャップを外すと、水が流れ出ます。
 それは、小さな池の水面よりも僅か低くなっている為で、少しのパワーさえあれば、流れ出し部まで揚水出来るわけです。
 吸引するのか圧送するのか、それで構造も随分違ってきます。
 もちろん、手に入る材料にもよるしね!
 出来るだけシンプルで安全な方法を考えないと‥‥‥??
 
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      | こんな感じです〜
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      | というわけで、ここらで一息〜 
 出来上がっている部分の石組みの様子でも見ましょうか?
 変化もあるし、結構、雰囲気出てまっせ〜!
 
 矢印をクリックして見てネ!
 
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