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部屋を丸々改装
(天井編パート2) |
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ボンドをこんな感じで塗りました。
指定は点状に15ケ所以上です。
でも、タッカーの針を12ミリから10ミリに変更しています。
また、点状に塗るのは量にばらつきが出易く、作業時間も結構かかります。
ならば、この方が超強力で良いはずです。
ボンドは安い物です!
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順調に進みます |
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基準とする壁側の天井面に墨線を付けます。
隣の壁側に直角の墨線を打って、確認しておきます。
この天井材の貼り付けで一番のポイントは、1枚目の貼り付けです。
仮に、1枚目が1ミリずれて貼られてしまうと2枚目では2ミリ。
天井材の精度はきっちりしていますので、その調子でどんどん10枚で1センチもずれてしまう事になります。
もし、2枚目を貼ろうとした時に、いえ3枚目でもです。
1ミリでも斜にズレていくようなら、思い切って全て剥がすべきです。
タッカーの針をニッパ等で慎重に引き抜けば、再使用も可能です。
そこさえ乗り越せば、あとはスイスイ!
貼り始めの1列は実が効きませんので、壁際に仮釘を打ち保持します。
1枚1枚を貼る時に注意する点は、ボードがボンドによって浮いた状態になっている為、しっかりと位置決めをしていないといけない事です。
特に、タッカーを打つ瞬間にズレやすいので注意!
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ボンドがはみ出てます〜 |
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タッカー打ちのアップです。
こちらが手元側となり、次の列のボードとの実継ぎでタッカー部分は隠れます。
全体をしっかりと手で押し付けてはいても、タッカーの力は強力です。
こうやってボンドが、はみ出しています。
これは、続けて貼っていく場合には、何の問題もありません。
でも、時間を開けるとこのまま固まってしまうので、その場合には延ばしておくようにします。
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部屋は直角とは限りません! |
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隣の壁際を見上げたところです。
ドアを過ぎた辺りから目立ってきました〜! 部屋が直角に出来ていないんです〜!!
天井材の形は正確で実もきっちり精度抜群!
1ミリどころか0.5ミリの誤差も生じません。
この調子でいくと部屋の端に辿り着く頃には、5センチ程にはなる計算です。
間違っても、実の差込み加減で調整しようとしてはいけません。
誤差は端にもっていかないと、隠し様がないからです。
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隠れるかな〜? |
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廻り縁をあてがって、隠れるかどうかを確認します。 |
何とかいけそう!? |
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この辺りが限度ですかね〜
次の1枚からは、模様の1パターン分を壁側にずらす事にします。
こういう事もあって、ボードの模様は細かい格子柄にしてあります。
この模様では、模様の線とボードの継ぎ目が区別出来ません。
脚立に登っても、知っていてやっと見分けられるぐらいです。
もし、大きなパターンや無地であれば、こうは出来ません。
継ぎ目のずれが見えてしまいます。
そういう場合は、どういう貼り方になるか考えてみて下さい。 ちょっと、手間が増えると思います。
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途中からずらしました |
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それでこういった状況です。
ずらしたボードは、壁際をカットして長さを調整しています。
この数枚分の手間は止むを得ないところです。
残るは、最後の1列分です。 |
端を貼る時は? |
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残る寸法に合わせてカットすると、タッカーを打つ実部が無くなりました。
そこで、始まりと同様に仮釘で保持します。
仮釘を打つ際は、予めボードに真直ぐ差し込んでおくと、作業が捗ります。
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形に合わせてカット |
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埋込みのカーテンレールボックスに合わせてカットします。
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裏に墨付け |
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ボードの裏に寸法を取って、墨線を入れます。
そして、大切な事!
切る前にもう一度、向きが逆に(裏返し)なっていないか確認します。 これが案外、やっちゃうんです〜! |
簡単ですよ! |
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ボードのカットは、歯の細かいホビーノコが最適です。
背が低く胴がないので穴抜きでも簡単に出来ます。
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仕上がりは廻り縁次第 |
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廻り縁は、システム造作材って呼ばれているタイプ。
色は、濃淡3種類程あります。
材質は木ではなく、ハードボードに木目プリントシートが貼られています。
その為、切断はやはり歯が細かいノコが最適です。
でも、ボードとは違って胴付きの方が正確に切れます。
と言いながら、写真はカッター型のノコ。
ノコが柔らかい分、定規をガイドに添えています。
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埋め立て工事? |
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例の隙間の部分です。
廻り縁が安定するように、上げ底をしています。
ボードの余りを適当な形に切って貼り付けただけ!
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当然の留め加工です |
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隅は45度で合わせます。
ところが、直角でない場合は、それぞれを測った角度の1/2にカットしないと見た目に相当なズレが出ます。 |
仮釘で押さえます |
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廻り縁には、木工ボンドをしっかりと塗って接着します。
また、念のため間隔をあけて数本のブロンズの埋込みビスを下地まで打ち込んでいます。
これは、天井材の押さえとしても有効に働きます。
ある時、パラッと廻り縁が落ちてきたら嫌ですもんね!
そして、ビスの間には仮釘です。
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問題はここ〜!? |
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何も変化の無い壁と天井の部分は、いたって簡単!
でも、この部分は壁から離れています。
この部分を他と同じように貼れば、天井材と廻り縁を貼り重ねた断面が見えてしまいます。
その為、断面も隠す化粧が必要になります。 |
こうやれば〜 |
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ここだけ、異なるデザインの部材を貼るわけにはいきません。
そこで、同じ物を2本合わせて、L字形の出隅材を作る作戦です。
無い物を自分で作るのもDIYならでは! |
これがスペシャル! |
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ボンドで貼り合わせて長い物を作っておきます。
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しっかり考えろ〜 |
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細かくて複雑な部分は、半端を利用して現物合わせで確認します。
平面がこうで、縦の面は〜っと!? |
これで合うはず!? |
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そうやって考えて、長い物から切り出したのがこの形です。 |
表はこうです |
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カーテンがぶつかる部分なので、埋込みビスで止めています。
ビスの見える部分が、縦の面になります。 |
まずは壁際を付けて |
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壁際は、どこも同じで簡単。
断面は壁側で隠れます。 |
いよいよ出番! |
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こんな感じで〜 |
ピタッ! |
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まずは、ピタッ!
複雑そうですが、どちらもそのまま45度で切っただけです。
そして、壁側にカーテンボックスの板厚分の逃げを切ったわけです。 |
ボンドとビスで取付け |
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取付もカーテンが当たるので、ビスとボンドの併用です。 |
手前を続けて |
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長い部分も両端を45度に切って取付けます。 |
立体留め加工でグッド! |
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同じデザインで、廻り縁を全周に取付け出来ました。 |
こんな事も出来るよ! |
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天井材の補足説明です。
これは、別の事例ですが、スクリーンの部分を加工しました。 |
DIYに最適でしょ! |
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こんな具合です。
とっても加工がし易い事がわかりますよね! |
完成 |
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ここは柱型の部分で、右側はカーテンボックス。
廻り縁が綺麗に連続し、造りの良さを感じさせます。
です。
そして、天井が明るくなって銘木ウオールともバッチリ!
コントラストが引き立ちます。
やったかいがありましたね!
天井の作業は上向きで大変なんです。
でも、このタイプは本当にお薦めです〜!
ロックウールタイプでしたね!
1枚が小さくて、軽くて、加工が簡単、貼るのも簡単で値段も手頃!
さらに、養生もいらないし、ゴミも少ない、大掛かりな道具も不要!
と、何拍子揃ってます〜!?
何より、作業の区切りが1枚単位ですから、いつでもどの部分ででも手を止めれるのが、超グ〜ッド!!
照明器具の周りが汚れたり、下地の継ぎ目が浮き出てきたり、良く見てみると天井も汚れています。
天井が明るくなると本当に部屋の雰囲気が変わります。
床より壁より、むしろ天井!?
最後に、多少ずらして貼る事が出来ないタイプの場合について。
廻り縁で隠れなくなったって事で、ずらしたり付け足したりすると、目地がくっきり見えてしまいます。
そこで、今回の貼り方とは、逆に広がった壁の方(天井が長い方)から切り詰めながら貼る事になります。
その為、全枚数分斜めに切り詰め加工しないといけません。
また、それに伴って、カーテンボックスの有る複雑な辺が貼り始めの基準となります。
その結果、出入り口側の目立つ辺が半端の列になります。
もし、それを避けるなら、貼り始めで半端を貼っておくことになります。
結果として、計測や墨付け、手順確認などに相当な手間と注意が必要となります。
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(材料選定の重要さ)
最も簡単な作業方法は、目に付く部分から目立たぬ方へ素直に流れていく事でしょう。
また、同様にやり易い部分から難しい部分へといくのも、素直ですが合わせて大事な事です。
そうすれば、綺麗に貼れるはずの部分に切り物がきたり、ラインの乱れが押して来たりって事が起きないのでは?
もし、その事を考えていないと、仕上がりの良し悪しだけでなく、最初から最後まで捗るところが無かったな〜んて、
DIYのゆとりや楽しみまで左右しかねないのです。
それが、デザインの選択で出来たり出来なくなったり‥‥‥
デザインの選択時には、より柔軟な対応が出来る物かどうかって事も、特にDIYerには重要でしょう!
えっ!プロなら?
手間賃の差とか材料損とかで差が出るかもしれませんね!
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