腰壁パネル張り
ビニールクロス張りの部屋は、手入れも簡単でどのような形にも対応でき最も一般的です。
しかし、平面的で変化に乏しく、また調湿効果がよくないため結露しやすい等、グレードアップしてみたくなります。
そこで、天然木の壁パネルをおすすめします。
壁パネルには、メーカー製のウオーリング材もありますが、製品化しすぎて木の特性がいかせません。
ホームセンターで直輸入のパイン材の物等が安価でおすすめです。
表面が無処理で木の特性が活かせますし節があるのも変化に富んで面白いです。
安っぽいのでは?と心配な方は、まず、トイレに試されるのをおすすめします。
トイレは狭い空間ですから、天井まで張ると圧迫感を感じるかも知れません。
この例の様に腰下だけでも十分変化を楽しめます。
腰の高さは、壁材の寸法が180cmであれば半分の90cmが効率よいです。
出来上がり寸法は、それに見切材を加えたものとなります。
ベニヤは、ホームセンターでカットしてもらい、壁材も一度頼んでみましょう。
作業は、現状のクロスの上に、ベニヤ下地ならそのまま、石こうボードなら4ミリ厚程度のベニヤを下地材にしっかり張ります。
その上に、木工ボンドをぬりながら壁材をタッカー又は、小釘で張ります。
端部の見切材は、やはり各種モールや白木材が売られていますので、適した物を選びます。
最後にニスやステインを塗りたいところですが、木の特性を活かすために無塗装とします。
時間とともにあめ色に変化して落ち着いてきます。
DIYでやれば、1畳ぐらいで2万円を 超えるかどうか、作業時間も週末で足
りるでしょう。
使用道具は、のこぎり、かなづち、釘締め、(ガンタッカー)、メジャー、さしがね、かんな(面取り用でも)
あれば便利なもの
電動のこぎり(丸のこ、ジグソー、充電カッターどれでも)、角度定規(ガイド)、延長コード、
気に入れば、ホール、リビングとやっ てみても・・・。
もし、その可能性があれば最初に壁材と見切材をそれに応じた物にしておきましょう。
|