事例紹介 |
その他の使用事例 |
発泡ウレタンも使い慣れてくると、単なる充填(穴や隙間に吹き込む)以上の事も出来ます。 成型や吹き付けも‥‥‥ もちろん、本来は建材ですから建物周りの補修にも最適です。 コーキング材では、手に負えないような隙間や穴をしっかりと塞いでくれます。 すきま風対策に、きっちり充填出来れば防水性も! また、中空材に充填して強度アップや防音、防振、防錆等と用途は、アイデア次第って感じです。
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スカート補強例 | ||
かなり開放的な部分への充填です。
しの字ぐらいの断面 |
ウレタン製のフロントスカートを割ってしまいました。 こんな場合、部分的な接着接合ってのは無理です。 そこで、発泡ウレタンの全体的な接着力によるサポートが有効になるわけです。
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そのまま取外しせずに、充填の下ごしらえです。 まず、ある程度の断面積を持たせる為に、テープで形状を整えます。 次に、膨らみ止めを兼ねて、巻き付けるようにしながら、間口を塞ぎます。 この際、隙間を開けて、適度にガスが抜けるようにします。 最後に、全体の重みを支える為のテーピングをバンパー上部とします。 |
隙間からノズルを順番に差し入れ、発泡させます。 吹き加減は、やはり慣れが必要です。
写真は、完全硬化後の状態です。
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断面積の形が単純で変化も少ないため、ムラなく綺麗に充填出来ました!
使用量は、3本程度です。 完全硬化後に、カッターで整形します。 こうすれば表面の補修も可能です。 ウレタン用のバンパーパテを使用します。 |
この時に使用したのは、この種類です。 ホームセンターによって、種類は変わってきます。 でも、どれもスプレータイプの一度で使い切りタイプ。 1本2000円程度まで安価になってきました。 一度使えばある程度わかるんですが、膨張するだけに、ボリューム的な部分が、わかりにくい部分といえます。
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バンパー補強例 | ||
さらに開放的な部分への充填です。
[ ぐらいの断面 |
やはり、ウレタン製のバンパーです。 センター部とロアー部他を割っています。
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マスキングというよりも、断面形を作るようにテーピングします。 これぐらいの断面になってくると、整形作業は、カッターよりものこぎりが便利です。 エアダクトは、マスキングして埋もれていますので、完全硬化後に発掘します。 使用量は、5本程度です。
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フレーム補強例(参考)
さらに密度の高い種類を使用 |
見えない部分で違う車になっていた〜!? |
モノコック車の場合は、単にパネルの組み合わせって事ではなく、要所に閉断面のボックス材で補強されています。 写真は、サイドシル(ステップ部)に充填しています。
穴から吹き込む事自体は簡単ですけど、実施に際しては、充分な効果の検討が必要でしょう。
重量増に始まり、ボディーの強度バランスの変化(特に1衝撃吸収性、2応力分布の変化‥‥注)による弊害、メンテナンス性の悪化(特に板金作業)等が考えられます。 注)
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