事例紹介

 

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カーステレオの取付け
(汎用品)
アメリカンでオシャレなピックアップに、ワンボディーカーコンポを取付けます。 
このコンポは余り物で、1DINサイズの本体と同じく小物入れがそれぞれ1個有ります。 
しかし、汎用金具も車種別取付けキットも無い状態からのスタートです。 
          元の状態

純正品?のカセットチューナーが、センターコンソールに中途半端についています。 

 

  まず取り外し

いまついているカーステレオを取り外すには、リヤコンソール、センターコンソールの順に取り外します。 
二人でやれば、左右から締っているビスを同時に外せるので、捗ります。 
独りで行ったり来たりは、結構手間です。

  金具の付け替え

取り外したステレオからその取付け金具を外します。 
あたらしいコンポにその金具を取付け出来ないか、あれこれねじ穴を合わせてみますが、当然うまく付きません。 
この位置でバッチリやのにな〜。 
ねじ穴もなにもない!? 
両面テープで貼ろか〜? 
 (Kさん親子談) 

  そこでDIYヘルパーの出番

コンポと金具の位置確認をし、コンポのボディー(匡体)にねじ穴を 開けてもよい部分を見つけます。 
ワンボディーコンポは、メカが凝縮されており、パワートランジスタがボディーぎりぎりにあったりと慎重を要します。 
ドリルで穴をあける際は、キリの途中にビニールテープを巻いてストッパーとしてください。 
ポンチを用いて正確な位置に開けます。 
切粉が内部に入らないように、上向きで開けましたが、決して切粉が目に入らない位置で、出来れば安全めがねをかけて。 
ねじ穴は、タップでメネジをたてて、ビスどめします。 
タッピングは、ねじをきらなくて楽ですが、先が尖っている分、内部を破損させる危険性が増します。 
金具が付けば、元通りコンソールに組み付けます。 

  配線を確認して接続端子(カプラ)を作る

サーキットテスター(電圧、導通計)で車両側ハーネス(配線)の状態を調べます。 
バッテリー電源(キー位置関係なく常に12Vかかっている)、アクセサリー電源(キーを一段以上ひねると12Vかかる)、イルミネーション電源(ライトスイッチを一段以上ひねると12Vかかる)、アース線、オートアンテナ用電源供給線、フロント、リヤスピーカー線、以上の様な種類の線があるはずです。 
その他に、独立した黒く太い(同軸ケーブル)アンテナ線があります。 
スピーカー線は、導通テストでガリガリ音がしますので、前後左右どれかわかります。
何色の線が、どの種類かわかれば、ステレオ側の配線と配置が合うように、圧着端子を用いて接続カプラを作ります。 

  取付時に配線を傷つけたり、噛み込ましたりしない様に裏側を覗いています。 
配線の被覆が破れて、金具等にショートしますと火災になります。 
大丈夫だろうでは、ダメです。
 完成 取付後の状態
  
元のステレオ(シートの上)と比べて、CD機能が増えており、液晶マルチディスプレイとあわせて大満足!
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