事例紹介

 

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TZRにオーリンズステダン取付け他

 

 ブレーキレバー交換
 

 


ブレーキレバーをノーマルの調整式から、シンプルな固定式に交換。 
これは、汎用品のホンダ車用! 

軽量化? 
それよりも、レバー形状がいいんです。 
取付け時には、各摺動部にモリブデングリスを塗布します。
 

 グリップラバー交換 
バフ仕上げ的な光沢で見た目もグッド! 

ノーマルグリップは、ゴムが薄い上にすり減ってきた為、握りにくくなっています。

バーエンドをめくって
グリップラバーは、2000円程で販売されています。 

バイクのライディングにおいて、グリップは常に体と、しかも手に接している重要なパーツです。 
簡単に取替え出来ますので、すり減ったり、かぜをひいた物は、是非取替えてみて下さい。

ドライバーでGO INに  グリップラバーは、ボンドで接着してある為、マイナスドライバーを間に差し込み隙間を作ります。
CRCも使いよう
CRCを注入します。

ドライバーで、バーの廻りをくるりと1回転、CRCを吹きながらその後を追いかけます。

取外したところ   CRCの利き目で、ツルッと取れます。 

ボンドのカス等の汚れは、しっかりと取ります。 
仕上げは、ペイントうすめ液等でCRCをしっかりと脱脂しておきます。

新しいグリップラバー   これが新しく取り付けるレーシングタイプのグリップです。

ノーマルよりもラバーの厚みが有って疲れにくい事と、形状にメリハリが有る為、持ち直した時でもスロットル開度が、ラバーの感触でわかります。

ねじれないように ゴム接着用のボンドG17を塗って、一気にはめます。 

この時、ボンドを滑り材として利用しますので、その点を加味して、ぐるりまんべんなく塗ります。

ステアリングダンパー取付    
ダンパーと言えば、オーリンズ!? 

ちょっと大柄?その分、緻密な減衰力を発生するんでしょう! 
ストロークには、種類がありますので、取付けレイアウトとかで選択出来ます。

写真左側のピストンロッド先端には、ピロボールによって角度に多少の自在性を持たせています。 
ピストンロッドは、シリンダーを突き抜けて反対側に出ています。
すなわち、左端部が縮めば、右が突き出す構造です。 
シリンダーボデーの取付けブラケットは、ボデーを挟み付ける構造の為、自由に位置を変更出来ます。 
 

アップです     
シリンダーボデーの端部と取付けブラケットのアップです。 
この取付けブラケットにも、ピロボールが使用されています。 

このシリンダー端部の金色のダイヤルで、減衰力を16段階に可変出来ます。 
普段は緩く、ハードな走行時には強く。

ダンパーですから、急な入力程、抵抗力を発生します。
そこで、荒れた路面での振動的な振られ、コーナリング中の急激な切れ込み等で、効果を発揮します。 
逆に、押し回しやUターン等のゆっくりとした動きには、あまり影響しないわけです。 
 

作業自体は簡単です   
それでは、取付です。

シリンダーを左側メーンフレーム部に設けられたナットに取付けます。 
次にピストンロッドをブラケットでフロントフォークに取付けます。 
この際、左右切れ角を確認し、その中間位置にブラケットを取付けます。 
 

これは不正解   
普通は、ステアリングモーメントを増大させないように、シリンダー部を車体側に取付けます。

でも、この場合は、そうやって取り付けてみると、圧縮時にロッドの端部が膝に接触する事がわかりました。 
写真がその状態です。 
これ以上、ロッド端部の取付位置を前方に移動させれば、右にステアした場合に、ロッドがフォークに干渉し、切れ角が減少します。 

このレイアウトだったら、調整ダイヤルを走行中に回せれてグッドだったんですけど〜 
 

こちらが正解 やむなく反対向きに〜 

シリンダー部がフロントフォーク側に! 

ロッド端部は、前方に突き出す様にはなりましたけど‥‥‥

完成!   
細かい部分まで煮詰まって、マシーンの戦闘力はどんどん高まります。 

やればやるだけ良くなりますので、この調子でいくと、やる事は、きりがないぐらいありますね〜 

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