事例紹介 |
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セメント瓦屋根の塗り替え |
まずは、登ってみたところ 瓦は、踏み割りしないように注意します。 |
セメント瓦屋根って、実は、◯◯◯ベスト屋根の事です。 セメント系って意味で、ここではセメント瓦って事にしときます。 (正確には、平形屋根スレートです) セメント瓦は、焼き物の瓦と違って、表面の塗装が劣化すると水を吸いますので、定期的な塗り替えが必要です。
その目的の第一、
瓦自体の塗替えは、雨漏れというよりは瓦の耐久性アップと汚れ防止の意味が大きいでしょう。
屋根の塗替えは、瓦自体の塗替えだけではなく、棟板や谷等に使用されている板金部分の取付やコーキングの状態。
築20年余り、当初5年置きに実施していた屋根塗装も3度目は、10年と遅れました。
まず、作業に際しては、現状チェックをしっかりとします。
屋根勾配が緩くて足場や命綱も必要なさそうです。
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手術痕です〜 |
これは、棟の部分。 一部に瓦の色が黒い部分があります? 実は、何年か前の猛烈な台風の時に、棟板と共に吹き飛ばされていたんです。
さすがに新しいだけあって、地色がしっかり着いてますね〜!
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こんな感じ |
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全体的には、こんな感じです。 上塗りされていたはずの塗膜は大部分が剥がれ、代わりに土っぽい汚れが覆っています。
う〜ん、もう少し早目にした方が良かったナ〜!
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見つけました〜! | クリックでアップ |
さらに、全体を見ていくと〜? 何と、棟を越えて北西側に回ってみると、オレンジ色の苔がビッシリ!
こりゃあ、いかん!!
いや〜やっぱり、早い事予定を立てないかん!
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棟板も色褪せてます | クリックでアップ |
そして、次は板金部分です。 カラー鉄板の極普通に使われている? 最近では役物瓦が普通ですね! 棟板には、確かダークブラウンにブラックを混ぜて、以前塗ったはずなのに〜? すっかり上塗りが落ちて、元の塗装が現れています。 ただ、さすがは工場塗装です。 色褪せてはいますが、剥がれもせず、しかも、チョーキング(塗装が劣化して粉状になる事)にまでは至ってません。 コーキングも表面はもろくなり、クラックも発生しています。
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だいたいわかりました。 これは、しっかりとやらないといけません! しかも、近いうちに〜! 梅雨前には出来なかったけど、台風前のシーズンってのもタイミングとしてはいいかも? もし、だらだらやってたら最悪な事態になるし、作業期間中も夕立やらでスリルあります〜 この度は、5年毎の手入れを1度抜かした為に、簡単には出来ません。 ブラシで汚れを落として上塗り〜では、強い雨等ですぐに下から丸ごと剥がれてしまいます。 暫くすれば、まだら屋根〜! 折角の手間と材料も無駄になってしまいます。 出来る限りしっかり剥がして塗替える事にします。 でも、スクレーパーやワイヤーブラシで出来る相手ではありません。 何せ表面は凸凹、ざらざら! そこで、高圧洗浄機で洗浄と同時に古い塗膜を剥がします。 板金部分は、一旦外して下地の木材からチェックします。 当然、コーキングもやり替え。 その他、ついでに出来る作業はやっちゃいます! |
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ベース基地です〜 |
屋根の塗り替えをするとなれば、まず洗浄です。 洗浄は作業中汚れた飛沫を飛ばしますし、どんどん乾く状態では、汚れが流されず効率がよくありません。 そこで、風のない小雨決行がベスト!かな?
あっ!新車に限った事ではありませんね!
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高圧洗浄機が活躍! |
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高圧洗浄機のサイクロンジェットで1枚ずつ丁寧に洗います。 塗膜を落とそうとすると、かなり接近させないといけません。 でも、サイクロンジェットは、なかなか強力です。 高圧でらせん状に噴射される水は、長靴を履いていてもビリビリと瓦の振動が足に伝わります。 表面に付着している物は全て吹き飛ばされていきます〜!
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使用前使用後 | クリックでアップ |
左側が洗った部分! そして、右側は1列目を洗い始めたところ。 全然違うでしょう?
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根気が大事! | クリックでアップ |
屋根は大きいので、ある程度範囲を区切ってやりましょう! 長時間続けていて、万一倒れたりしたら大変です。 見違えるように綺麗になるのを励みとして、焦らず丁寧にじっくりやり遂げます。
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散水シャワーで洗浄 |
高圧洗浄機は、圧力は高くて力がありますが、水量は多くありません。 その為、洗い終わった屋根の上には、剥がれたゴミや塗膜のカスが一杯残っています。 たっぷりの水で流さないと、とても塗装出来る状態にはなりません。 天気予報では、小雨の後にかなり降るって期待していたんだけど‥‥‥ そんな程度では、まだまだ不充分! そこで、仕上げとして散水リールで綺麗に洗い流します。
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すっきりと | 綺麗さっぱり洗い流せました〜!
塗装は、凹み以外はほとんど取れています。
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いよいよ塗装! |
塗り重ねてきた塗料は綺麗さっぱり! |
着色部分は、ワイヤーブラシで擦っても取れるかどうかの仕上がりです。 散水リールとデッキブラシでは、こうは出来ませんね! この後、しっかりと乾燥させて、いよいよ第2段階へ〜! まさか洗って終わり、な〜んて思ってませんよね? ご近所さん! |
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