補足説明
モルタルの作り方  
 <材料>  セメント(生)、砂(川砂)です。 

 セメント‥‥ポルトランドセメントと呼ばれている生セメント 
       25kg入りが規格です。 
       その他の小袋入りは割高になります。 

 砂   ‥‥川砂と浜砂があります。 
       浜砂の場合は、洗いとか除塩の分を選びます。 
       川砂は、モルタル色が少し茶色っぽくなります。 
 

インスタントセメントや乾燥モルタルといった物は、セメントに砂が配合されています。

    <下地のセメント仕事でよく使う道具> 

トロ舟    ‥‥練り合わせる為の箱、鉄製もあります。   
ねり鍬    ‥‥スコップよりもずっと楽に練れます。    
バケツ    ‥‥分厚くて頑丈です。            
レンガごて ‥‥モルタルを取ったり置いたりに便利。(手前)  
木ごて    ‥‥叩き均す等の下地用に適しています。    
均しこて   ‥‥こて面が広いので、手早く広い面を均せます。 

 左官をする場合は、こて板や各種こてが必要です。

 <モルタルの配合 > 

セメント1杯に対して、砂1杯〜3杯程度を用途に応じて選択します。 
セメントが多い程、接着力が強くなります。

1)砂にセメントを加えて、よく混ぜ合わせます。 2)均一な色になるまで練り合わせます。(空練り状態)
3)水を加えながら良く練ります。 4)全体が一様の固さに練り上がれば出来上がり。
水分量は、用途に応じて若干、加減して下さい。 
接着する時や傾斜面は少し堅め、流し込む時は少し軟らかめが、作業しやすくなります。 
水の量は、どのくらい?ってよく聞かれますが、砂の湿りによっても随分異なります。 
大体20%ぐらいって目安にして下さい。 
もちろん、少なめから練りながら徐々に足して下さい。
5)一回毎に、全量練ってしまった方が、作業は楽です。   
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コンクリートの作り方  
水で練ったモルタルに、砂利(バラスでもよい)を砂と等量〜2倍程度の配分で加えて混ぜます。 
予め、砂利を湿らせておくと馴染み易いです。
砂利全体に、モルタルがからみつくまで練り上げて出来上がり。 
柱の根がためや穴埋め等でしたら、さらに大きな砂利やごろ石を混ぜても構いませんが、土汚れは落としておきます。
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