暑い夏に関連した情報 | ||
植物への水やりについて 辛抱もさせて、やる時にはタップリやる。
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本当に暑い日が続きます。
また、この辺り(東播磨)はため池が多い事でわかるように、昔からもっとも雨の少ない地域として有名です。
そこで水やりです。 夕方、1時間もかけて水やりをする事となります。
”乾いたらタップリと水をやる”
水やりを楽にする為のポイント(植え付け時から検討する) 1)日照りに弱い木を選ばない。 最近、多く取り入れられている雑木、特に落葉樹は、葉が薄くて柔らかいため日照りに弱く、葉枯れや枝先が枯れたりと直ぐに傷んでしまいます。
落葉樹の種類としては、シャラ(ナツツバキ)、ヒメシャラ、アメリカハナミズキ、ヤマボウシ、ウメモドキ、もみじ、エゴ、ドウダンツツジ、あじさい等です。 常緑の照葉樹としては、カシ類、ツバキ、モッコク、ヤマモモ、モチノキ、マサキ、モクセイ、月桂樹、ヤツデ、ミカン等です。 もちろん、例外的な物も有りますし、似た様な物でも差は有ります。
2)小さい(若木)状態から育てる。 苗木の様に、枝葉の割に根がしっかりしており、生育も旺盛ですから根付き易く、環境への適応力もあります。
3)植え付け場所の環境条件を整える。 植え付け時であれば、庭土にバークを10〜30%程度すき込み土壌改良すると根張りもよくなり、大変効果的です。
上記に加えて、西日を遮る常緑高木を植えたり、低木やグランドカバーで根元を涼しくするのも効果があります。
4)水鉢や注水管の活用で水を節約。 庭木に水やりをする時に、注意しないといけない事は、根を地中深くに張らせるように水やりをする事です。
そこで、水を節約しながら、地中深くにしっかりと浸透させるために、水鉢や注水管を活用します。
注水管の場合は、同様の位置に3〜5本程度、節を抜いた竹かパイプを立てに埋込んでおき、そこに注水する事で深く浸透させます。 5)幹巻きや寒冷紗の活用で、植木を日焼けから守る。 植え付ける木が、苗木と違って、ある程度の大きさになった植木の場合は、植え付け時の上下(枝葉と根)バランスは、大きく崩れております。
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終わりに | 住まいに緑を取り入れる事で、環境が和らぎ暮らし易くなります。
でも、植え付け時には、折角買って来た植木が、全部根付くとは限りません。
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2001.08.31 |
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