どんな野菜を作ればいいの?  

    作るの簡単、でも重宝する種類は?
パセリ、ハーブ プランターでなく鉢植えでもOKです。
パセリは、芽を摘んで利用しますからある程度大きく育ててから利用します。
木化したような古株になると、根詰まりしたり場所を取りますので、落ちばいが有れば更新した方が小さくても新芽が沢山出ます。
害虫としては、キアゲハが好みます。

ハーブもバジルやセージ、ローズマリー等がプランターや鉢植えで育てられます。
これらは、挿し木や株分けで増やせれて便利です。
またカモミールでは、落ちばいが利用できます。
サラダナ、コマツナ、バンノウナ プランターで充分楽しめます。
種まきは、使用する種を1日程度水に浸して殻を軟らかくしてから行います。
余った種は、しっかりと封をして冷蔵庫で保存します。

蒔き方は、袋から直接よりは、紙をV字に折って少しずつこぼれるようにすると、むらが出来にくいです。
種を条蒔きやバラ蒔きで蒔いた後は、濡れ新聞等で覆いをして乾き過ぎないようにします。
こうする事で、水やりの回数を減らせますし、水はねで流されたり飛び出したりする事も防げます。
発芽後は、すぐに取り外さないと軟白な苗になってしまいます。
ある程度大きくなって密集してくれば、間引きながら収穫していきます。
間引き後は、大きな葉だけを摘み取り株を残しておきます。
そうすれば、虫の害がひどくなったり、暑さで傷む頃まで長く楽しめます。
ネギ、ニラ ネギもプランターで楽しめます。
食材として買ってきた葉ネギの株を少し長めに切り落とし、それを菜園に植え付けることが出来ます。
植付け前に2〜3日陰干しすると発根がよくなります。
園芸店で売られている苗も枯れたように見えますが、腐ってなければ大丈夫です。
株が小さい間は葉を切り取って利用します。
大きくなれば株分けでどんどん増やしていけますので、間引きをしながら軟白部も楽しめるようになります。

ニラは、種を条蒔き後、間引きながら手の平程度まで育てます。
その後、数本ずつに束ねて間隔を開け、倒れないように植えなおします。
株が充実してくれば、葉を切って利用します。
株が大きくなり過ぎた場合は、株分けをして植え直し更新します。
ネギもニラも花芽が出てきたら切り取って、株が疲れないようにします。
ナス、ピーマン、オクラ どれも夏の間長く収穫が出来ます。
なかでも新鮮な焼きナスには、驚く事うけあいです。
共通して、暑さに強く寒さに弱いですから、苗の植付け時期と防寒対策には注意が必要です。
生育すると大きくなりますので、1本当りゴミペール程のスペースを見越して植え付けます。
30センチ程になったら早目に支柱を取り付けます。
それと、水やりが収穫に大きく影響しますので、敷きわらをしっかりと敷き、乾いたらたっぷりと水やりします。
追肥は、実がなりだした頃から始めますが、収穫が長く続きますので、少な目の量で場所を変えながら繰返し行います。
また、どれも連作障害が出易い種類です。
そこで、毎年作付ける為には、菜園を4分割し4年で一巡するように計画します。
ツルナシインゲン インゲンの種類では、小さくて沢山実りますから、プランターでも作れます。
直接に1箇所当り3〜4粒の豆を蒔き、本葉が2〜3枚出たら強い物1〜2本に間引きます。
1株がバケツ程にはなりますので、植え過ぎにならないようにします。
注意するのは、窒素肥料をやり過ぎない事です。
また、後半になると花が少なくなって、軸を食う害虫も増えてきます。
その為、時期をずらしていくつかのプランターを用意しておくと、長く楽しめます。
ミニトマト、トマト プランターでも作れますが、菜園で育てたほうがずっと収穫が増えます。
しっかりと支柱をして、乾き止めを兼ねてシルバーシートを敷くとアブラムシによるウイルス病の予防になります。
ペルーが原産ですから、水はけの良い土で育てます。
日当たりの良い場所が適当ですが、高温多湿を嫌いますので、難しい面があります。
ミニトマトは、実が次々に早く熟し、沢山出来ますのでお薦めです。
ニンジン 種まきから簡単に作れますが、完熟堆肥等を充分すきこんだ肥沃な土が条件です。
種を条蒔き後は、乾かさないように水やり管理します。
発芽後は、本葉が数枚出た頃から、混み合えば少しづつ間引いていきます。
間引くときには、小さい物だけでなく、倒れている物や癖の有る物、逆に大き過ぎる物から抜きます。
大き過ぎる物は、早く花芽が出たりして根に養分がいかないものがよくあります。
そして、最終的に約15センチ感覚で苗が残るように考えないと、気が付いたら間隔がまばらで無駄をしたって事にもなります。
害虫としては、キアゲハが葉裏に卵を産みますので見つけたらちぎって捨てます。
生育中は、適度な湿り気があるのが良く、乾燥が続くとその後の水やりで割れてしまう物が多くなります。
肥料や石や虫の影響などで根に障害を受けると、又割れになりますが食べるぶんには問題ありません。
また、根の肩の部分が露出すると緑色に変色しますので土を寄せて隠します。
普段、草引きをしながらこの肩を見て、太り具合や異常をチェックします。
もし、割れ口が見えるようであれば、早目に収穫する事で腐らせずに利用できる事もあります。
収穫は、太った物から順に必要な分を取ります。
楽しみに残していたのに、抜いてみたら割れていた〜!
なんて事もたのしいですね!?
キュウリ、カボチャ キュウリ、カボチャは身近にあって、作るとなるとなかなか難しい物です。
キュウリは、病気が出易くうどんこ病で真っ白になってしまう事もよくあります。
また、根が浅いため乾燥に弱く、うっかり弱らしてしまう事もあります。
手入れをしっかりすれば、もぎたてをポキッと楽しめるわけです。
カボチャは、広い場所を取るという事につきます。
菜園でするには、ネットや支柱で立体的に作る方法を考えましょう。
もちろん、実も吊り下げてあげないといけません。
サトイモ、サツマイモ イモは、普段見えないだけに、収穫の醍醐味を味わせてくれます。
でも、またその逆もあります。
立派に育っていたのに、掘ってみるとポロポロ程度しか出てきません?
もっと深いところに有るのかな〜って、掘れども何も有りません。
これは、窒素肥料が効きすぎた場合に起こります。
そこで、肥料が良く効いた菜園では、青菜の次に作付けするといいかもしれません。
サツマイモは、根の無いツル苗を植付け、サトイモは親イモを植え付けます。
どちらも、寒さに弱いですから暖かくなってからにします。
また、サツマイモは湿気を嫌い、サトイモは乾燥すると全く収穫できません。


せっかく、広い場所を使って作るわけですから、家族でびっくりするような収穫をしたいものです。
トウモロコシ スイート系の新鮮なコーンを食べてみる価値はあります。
でも、狭い場所では作り難いのが問題です。
収穫の頃には、畝の上であればてっぺんに手が届かない高さに育ちます。
そのてっぺんに咲く雄花から花粉が振りまかれ、途中に咲く雌花が受粉します。
その為、ある程度の本数を近くに植えておかないと実入りが悪くなります。
また、収穫間近の肝心な時に、害虫のアワノメイガに実をすっかりやられる事もあります。

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     野菜作りの簡単な注意点は?    
作付け計画 限られたスペースを有効に活用する為に、どの場所に、いつ、何を育てるかを予め計画しておきます。
各種類の生育の暦に応じて、菜園の作付けを有効に割り付けるわけです。
その中で、留意しなければならない大切な事は、各作物の姿、形、大きさと輪作を心がけた組み合わせをする事です。
南側に、大きく育つサトイモや棚仕立てのツル物を植え付けると、その北隣の畝は陰になります。
出来れば南から順に背が高くなるのがベターです。
この事は、東西でもいえます。
輪作とは、同じ場所で同じ作物を繰返し作付けするのではなく、次々と違う種類に変えていく事をいいます。
それは、種類によっては、同じ作物を連作すると、その作物が好む微量成分の欠乏や逆にその作物を好む病害虫の増加等によって連作障害が起きる事があるからです。
苗選び 青菜類は別として、数本程度の作付けであればポット苗の購入が便利です。
種を蒔いたけど何も出てこなかったり、いきなり芽をやられたって事はよくある事です。
店頭に沢山並んだ頃が植付け適期とわかりますし、元気な苗を選ぶことも出来ます。
また、少し価格は高いですが、接木苗(根元付近で接いである為、テープが巻かれていたりします)であれば、耐病性が改良されています。
種まき キャベツ、ブロッコリーは別として、青菜類は苗が売られていません。
種が1袋に沢山入って100円程で売られています。
畝に条蒔き等で簡単に作付け出来、多少発芽率が悪くても量でカバー出来ます。
しかも、生育が早くて、間引きながら早くも利用していけます。
これでは、苗を植えて育てるなんて、デメリットでしかありません。
間引きには、苗同士を競争させながら強い苗を残していく目的があります。
特にダイコン、ニンジン等では、エリートを残さないと収穫に大きく影響します。
植付け ポット苗の植付けは特に難しい事ではありません。
苗のまわりに生えている雑草は取り除き、茎を右手の人差し指と中指の間に入れます。
ちょうどふたをするような感じです。
そして、逆さ(斜めぐらい)にして左手でポットを取り外します。
その手を土の底に添えながら元どおりに起こし、植え穴へ同じ深さに植えればOKです。
こうすれば、多少土が落ちても構いませんが、茎をつまんで引き抜いたり、土をぶら下げたりするのはよくありません。
植付け後は、周りを両手で軽く押さえ、たっぷりと水やりをします。
4月上旬等ではまだまだ気温が低かったり、雪やあられ、鳥についばまれたりする事もあります。
ホットキャップ(苗カバー)やトンネルをした方が、初期の生育障害が起こりにくく確実です。
病害虫 植え付けた直後から、既にお付き合いが始まっています。
正確には、植え付ける前からです。
土作りの作業中にコガネムシの幼虫(根切り虫)やヨトウムシを見つけたら捕殺しておきます。
ミミズは、土を耕してくれるので放らないで下さい。
わけのわからない虫?
幼虫なら、あっちへポイッしています〜!
そして、植付け後は、アブラムシ(ゴキブリではなくアリマキの事)が飛んでくるくる!
羽が生えた緑の黄色のねずみ色の‥‥‥
苗から付いている事ももちろんあります。
苗が小さいうちに新芽を吸われると、いじけてしまって回復しなかったり、モザイク病になったりします。
青菜やキャベツ等では、コナガやモンシロチョウの幼虫が直ぐに発生します。
無農薬、せめて減農薬で育てたいですから、防寒ビニールの後も防虫ネットを被せたりします。
また、アブラムシに効果のある銀マルチを敷ける場合は、植付け時にしておいた方がベターです。
そして、不幸にして他と比べて明らかに育ちが異常な苗は、わかり次第処分します。
様子を見ていると時期を逸する事になり、小さな菜園を有効利用出来ません。
病気なのか、致命的な食害(中心の芽や軸等)なのか観察し、土の中に虫が潜んでいないかまで調べます。
原因が不明であれば、その周囲の土を入れ替えてから、次の苗を植え付けたほうがいいかもしれません。
そうではなくて、多くが不良な場合は、肥料や土壌の状態(水はけ、通気性、酸性度等)による根の障害や、日当たり不良、低温等による生育不良も考えられます。
こうなると、簡単に悪いのを植え替えっていかなくなります。
試行錯誤?
しっかり勉強して経験を積んでいかないと‥‥‥、
くれぐれも、粒剤ばらまき、スプレーぶっかけの一つ覚えにならないように〜!
施肥 肥料は、下手をすると害になって収穫が少なくなったり、さらに病気の発生や枯らしてしまう原因になる事はよく知られています。
簡単に言えば、過ぎたるは及ばざるが如しでしょうか?
肥料は土作りの段階から有機物をすき込んだり、元肥を入れたりしています。
その際、安全な方法は、よく完熟(発酵ずみ)した有機物を早めに馴染ませておく事です。
そして、元肥は少なめに全層散布するのが安全です!
何を基準に?って、本に書かれている1平方メートル当り何グラムって説明の事。
特に窒素(N)過多にならないように注意しましょう!
葉っぱばかり大きくて実付きが悪かったり、軟弱で病害虫の被害を受けやすくなります。
また、元肥を植付け穴の底に入れる場合、間土が有るといっても塊で入れては危険です。
土や腐葉土等と混ぜ合わせて入れるようにします。
一度濃い肥料によって根に障害を受けると、回復できない場合が多いからです。
しかも底に入れてあれば、取り除く事も出来ません。

肥料は、生育に応じて追肥で補っていくのが育てやすい方法です。
手入れと水やり 生育に応じて、支柱を立てたり脇芽をつんだり、雑草を抜いたりと楽しみながらやりましょう!
大事な事は、日当たりや風通し、水はけ等の環境を良く保つ事です。
下葉へ泥がかからないように敷きわらをすれば、病気になりにくく乾きも防げます。
手入れをする程に、色んな事が見えてきます。
虫が付いたとか、実がなってきたとか、元気の有る無しもわかります。
大事な事は、種類ごとの栽培技術を本にならってやってみる事です。
収穫後の後始末 収穫をしている中で、どこかで区切りを付けないと畑を休めたり、次の作付けにも影響してきます。
明らかに旬を過ぎた物は、根ごと抜き取って違う場所で処分します。
もし、地面に枯れた下葉等が有れば、それも一緒に処分します。
その後、うすく有機石灰等の園芸用石灰をまいて、粗く耕しておきます。
その時、掘り出された大きな根もやはり処分します。
ショベルで深耕し天地返しまで出来れば、次の作付けにとってさらに良い条件となります。


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2003.06.23



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