耳寄りな情報  決して忘れてはならない教訓

 
阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター
早速行って来ました  
   
JR灘駅で下車、南出口を出て海岸方向へ真直ぐ下ります。
暫く進むと、阪神高速の高架がある国道43号線を陸橋で渡ります。
そうすると、HAT神戸という表示のある再開発地域にさしかかります。
写真は、駅から真直ぐに進んで辿り着く、HAT神戸内の交差点を陸橋から見たものです。
写真左方向が海側、右方向が駅です。
右のベージュの建物は学校!左のツートンの建物は、先日オープンした県立美術館です。
では、真ん中の建物が?
いいえ、そのもう一つ向こうに今回訪れた、人と防災未来センターが有ります。
ですから、この写真には写っておりません。
この建物は、国際健康開発センタービルで、国際的施設です。
3階には、アジア防災センターが有ります。
同じ防災関連で隣合わせであっても、役割がはっきりと分かれているんですね。
どちらも外観が、総ガラス張りのよく似た建物ではあるんですが、さらに超モダン!
 
素晴らしい施設  
  
陸橋を下りて、美術館前を通り過ぎて歩いて行きます。
すると、周りに水をたたえた、超モダンな建物が見えて来ます。
多分、左手奥のエントランス付近は、大勢の来館者で賑やかなはずです。

 
  
これが、総ガラス張りの超モダンな建物!
エントランスの上部を見上げた写真です。
構造は、見てのお楽しみって事で、詳しくは控えておきます。
下の方に写っている、ガラスでないパネル状の箱の様な部分。
これは、ちょっと不自然ですが、一体何なんでしょう?
これも、楽しみって事で‥‥‥
ヒントは、隣に別館が工事中‥‥‥
  

沢山の資料   
入館して直に4階へエレベーターで案内されます。

4階は、シアターでのシネマとジオラマセットによる体験ゾーン。
    震災のすさまじい破壊力と困難な被災生活について、シネマは訴えかけます。
    ジオラマは、あの時を肌で感じさせると同時に、復興した今を実感させます。
3階は、実際の被災資料の展示コーナー。
    こんなこわれ方をするの!?
    幾多のエピソードは、被災品とともに共感を呼びます。
    時につれ、忘れ去られる事なく、ここにまとめた多くの勇気と努力に感謝。
2階は、防災についての学習コーナー。
    可動模型や資料室で、地震と防災についてしっかり学習!
1階は、インフォメーション、ショップコーナー。
    ショップには、防災グッズはもちろんのこと、宇宙食まで並んでます。

 ちょっともらったつもりがこのボリューム!

 
 
全体を通して、スタッフの方が沢山おられ丁寧に説明してくれます。
また、とにかく各コーナーには、ビジュアル機器が豊富です。
大小様々なディスプレーにビデオ学習机。
パソコンもインターネット接続されています。
膨大な展示物とあわせて、時間には余裕をもって訪れて下さい。
  

帰りながら  
ゆっくり歩きながらで、気付けば2時間程経っていました。
とても、そんな感じはしませんでした。
時間の経つのも忘れて、しっかりと記憶を呼び起こしてくれました。
この震災は、決して済んだ事でもないし、再び降り掛かる恐れもあります。
災害は、個人と社会の両方を同時に襲います。
個人と市民の区別も、生活と仕事の狭間もありません。
力を合わせて、かつて復興してきた先人達に負けないよう頑張る!
しかし、防災って段階では、価値観がまちまちで、それが後で差となって現れます。
ひとりびとり、各家庭、各地域と備えを積み上げてこそ、被害を最小限度に抑えれます。
電車で西へ走るにつれ、日常に戻っていくのがわかりました。
それは、自分を取り巻く、人々や街並からでしょうか?
でも、揺れるのが当り前で、いつもテレビの震度を見ていたあの頃。
やはり、何ら変わらぬ日常の延長でした。
一人でも多くの方に、このセンターを利用してもらいたい!
その思いがつのる帰路でした。
 
詳しくは  
美術館とあわせて、帰りに三ノ宮までウオーキング!
こんな1日を是非、御家族で!

詳しい利用案内は、ホームページ http://www.dri.ne.jp/

  

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2002.07.11

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