ワンポイントコラム
 
 

くま
  
森の住人ですけど、もともとは里山というか、平地の森にもいたんでしょうね! 
現に、北海道のヒグマだったら海岸まで出てくる映像を見ますよね。 
で、ここでの話は、本州にいるツキノワグマって事です。 
別に、クマ博士ではありませんので、詳しい事は抜きにします。 
ツキノワグマは、大きな野生動物ですが食物連鎖の頂点にいるわけではありません。 
生肉をむさぼり喰うイメージでしたら、ちょっと修正してもらった方が? 
むしろ、沢で石をひっくり返してカニを探したり、倒木を除けて虫を探したり、草木の芽や根を食べたりといったイメージの方がより近いと思います。 
民話に出てくるクマも、凶暴って話ではなく、むしろおっとりした力持ちって感じです。 
それが、今では奥山で細々と生活しているんです。 
奥山といっても、クマが生活出来る自然の広葉樹林は、人工林の中に点在程度って、行けば景色でわかりますよね。 
案外、里山のくぬぎ林の方が豊かなんじゃないかな〜? 
でも、いくら足下にどんぐりがいっぱい積もっていても棲んでいませんよね? 
それは、クマが冬眠をする事にも一因があると思います。 
冬眠は、雪深い奥山にいって身に付けた習性ではなく、もっと古くから(氷河期とか)、おそらく平地にいる時からしていたと思います。 
いまだに里山に棲む鹿や猪は、冬眠などしません。 
冬眠する動物なんて、ヤマネぐらいじゃない? 蛇やかえるは別として〜? 
里山で冬眠なんてしていたら、一突きで仕留められちゃいますよね! 
冬眠明けは、寝ぼけているらしいし? 
人間はちゃっかりクマをも、食料として食物連鎖の頂点にいたわけです。 
そんな、ちょっと間抜けなところが、民話の中に登場出来る要素なんでしょうね。 
それと逆に、群れをなして駆け回り、決して一突きってわけにいかなかったオオカミは? 
民話の仲間に入れてもらえません! 
手をやかした揚げ句に、鉄砲登場によって、一気に形勢逆転!? 
クマは、冬眠という隙が有る事で、もしかしたら生き長らえたのかもしれません。 
人里離れた奥山の大きな根株の洞穴、シンシンと雪に埋もれていく事を願っています。 
 

クレセント錠
 
サッシの戸締り用の金具です。
でも、ちょっと考えると他でも使い道がありますよ。

写真は、勝手口ドアの立て框に取付けた例です。
受け金具は省略して、直接ドア枠に引っ掛けます。
キズを防ぎたければ、ドア枠に粘着付きのアルミかステンレス板を貼ります。
玄関以外の出入り口なら、内掛け錠で防犯対策は出来ます。
一般的なラッチ錠より、スマートで使い易いですよ!
 

 
 
 
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