ひだまり |
ひだまりって、温かそう‥‥‥虫とかが飛んでいたりして〜
ひだまりって言葉からは、光そのものよりもその場の雰囲気がイメージされます。
ひだまりには、穏やかな空気と時間が満ちています。
でも、光は決してたまってはいなくて、徐々に長い影法師が現れてくるんです。
最近、そんなひだまりを見ていないというか、感じていないな〜なんて
綺麗に落葉した雑木の足下
その足下の落ち葉が掃き集められて、落ち葉焚き
‥‥‥そこに傾いた日射しがす〜っと
そう、大地が温められている感じ、見ているだけでほんのりするような‥‥‥
そうか最近は、土を感じていないのか〜
身近なところで大地の温かさを感じられなくなっている〜
縁側の沓脱ぎ石の向こうは、飛び石と庭土のままでいい
箒目さえ付かないぐらいに落着いて、ず〜っと昔からそこにあった庭土
それにひきかえ、グラウンドカバーがないと寂しいような最近のガーデニング
ブ−ム
少なくともサザエさん家には、カバープランツはない。
ごつごつとした木の根、忙しく動き回るクロアリの巣、過ぎた日の蝉の抜け穴‥‥‥
大地の息使いが、すぐ足下から伝わってきていたような気もする。
いつから土は、見苦しく汚い物のように思われ出したのだろうか?
プランターいじりはオシャレで、草引きは重労働になってしまったんだろう?
水たまりもひだまりも、最近ではアスファルトやコンクリートの上でしか見られなくなってしまった。
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