厳冬

この冬は、季節風こそ強くは無いものの、厳しい冷え込みは、止まる事なく続いている
しかも、その間、全くと言って良いほどに雨が降らないから、何もかもが乾燥状態〜
これが、瀬戸内側の冬らしい冬と言えば、その通りには違いないんだけど‥‥‥
日本海側の豪雪という事を考えると豪乾って事になっているのかもしれないな〜
とにかく、人の問題もそうだけど、地面はサラサラに分解、山野草はヘラヘラ〜
一雨欲しい〜!たまには、ポカポカ陽気だって有るのが普通だろう〜!!
まるで昔の冬に戻ったようで、やっぱり異常気象?ならば、この先も??
そうか、春先、花粉の頃に、明けても暮れても雨、雨、雨〜〜♪ (^^)v
そんな春が待ち遠しい?穏やかな播磨の小さな庭からの便りです〜



凍て付く朝にも、鮮やかなピンクの花を咲き揃えるガーデンシクラメン
年末にポット苗を植え込んで、そのままの姿で厳冬の庭を彩る
売場の仲間と離れて、過酷な環境で山野草の仲間入り〜♪
まるで、淋しい庭に舞い降りた妖精達のように美しい
傍のシュンランも負けられないと武者震いしてる?


厳寒のせせらぎ



そろそろ寒の底?って、思える程に底冷えが厳しい大寒の頃
氷結が〜!ちょうどTVで扇妙の滝が話題になっているし
小さな庭は、まさに大自然の一端!縮図そのもの〜♪




次の日、観測史上(何年?)見た事も無い氷の殿堂が出現!
ツララは水面にまで達し、苔もダイモンジソウも氷漬けに〜
ありのままの厳しい自然を身近で感じるサプライズ〜♪


山野草の冬越し

ホタルブクロの根生葉(冬越しの葉)もまるでフリーズドライ
例年、青いまま冬越しするイチリンソウ(園芸種)
大きな葉を広げていたフキも芽だけを残して‥‥‥これはフキノトウかも〜♪
赤く焼けたショウジョウバカマにも大きな花芽が
雪割草は、雪が無いからヘラヘラ〜
エビネは、大きい葉っぱが枯れるでもなくガサガサとそのまま
近付いて見ると葉の陰で大きな花芽が出来ていました(写真中央)

冬の野鳥



小さな庭の冬は、花も少なく蝶などの虫や小動物もほとんどいない
しかし、赤い実やサザンカの花を求めて沢山の冬鳥が遊ぶ
上空のケヤキの梢から、足元のせせらぎの流れの中まで
その気になれば、可愛い野鳥写真は撮り放題〜♪
でも、逆の立場になれば、カメラで狙うのもね〜?

カーソルをのせてね


サザンカの蜜を吸いにきたメジロ




水浴びをしにきたスズメ

やっぱり、睨まれた〜!


山菜と菜園




未だに鉢植えで、仮り暮らしのタラノッキ〜♪
この冬芽が膨らんできた時、ど〜する〜?
う〜ん、まだ数年、タラノメは禁断でしょ!


 

冬の菜園では、相変わらずヒヨドリがブロッコリーの葉を食べに来る
葉っぱだから良いと思っていたら、花の上に大量の置き土産が!
こんなのは、被害の内にも入らないけど、共生ってのは大変〜
片隅では、芽生えたばかりのホウレン草が寒さに耐えている
カラカラに乾いた畑では、全てが冬眠中〜もちろんカエルも
瑞々しい野菜が青々と育つ光景は、果たしていつ頃に〜


せせらぎとの出会い



冬枯れの播磨で、豊かに流れるせせらぎと出会いました〜♪
苔むした岩場に、澄んだ水が空気を噛んで白く流れる
こんな景色が身近にあれば素晴らしいのに‥‥‥
いや〜驚きました!素晴らしい出会いです〜♪




実は、自然では在り得ない人工美!まるで桃源郷状態です〜♪
で、その場所は?姫路市の「御座候」(ござそうろう)さん!
工場直営店の店先と言うか、全てが癒しの森の中〜!
だから、建物と一体化した緑や流れが目の前一面に




今さら言うまでも無く、ムッチャ美味しい「御座候」をベストオブザベストの環境で頂ける
大看板を背負ったマイスターが、注文後に目の前で1つずつ丁寧に焼き上げてくれる
もちろん、その待ち時間に店内からも楽しめたり、その場で喫茶する事も出来る
ただ、これだけの造成から維持管理は半端な事ではなく、有り余る幸せって




工場の有る敷地全体が、まるで緑地公園と言えるほどの景観美
正面に見える結界の奥は、併設の博物館(有料)の庭園


冬の低山、改め、冬の海辺〜


毎年、寒さの厳しい冬の時期は、うららかな播磨の低山を楽しんでいる〜♪
それは、海岸に近い低山は夏場は暑くて、この時期にしか登れないから
ところが、この冬は、雨が降らずにカラカラで、山も埃っぽいだけ〜
そんなわけで、北の山〜は、豪雪となれば、残るは街か海〜!
最後に、人混みのインフルエンザも避ければ〜‥‥‥?


明石市 大蔵海岸



明石市の東部にある大蔵海岸は、人工浜とは思えない雄大な景色を楽しめる
広々とした白砂の浜の向うには、神戸市舞子の街並みや明石海峡大橋が




冬の海は、穏やかで透きとおって、どこかのリゾート地かと思うほどに綺麗
海水浴に最適な入浜の向うには、上の写真と逆向きに明石の街並みが




夏であれば、海水浴客で大賑わいの海辺も、冬ならこのとおり〜♪
隣のスポーツジムでは、この景色を見ながらルームランで (^_^;


赤穂市 赤穂海浜公園



赤穂市の海岸部に位置する赤穂海浜公園は、広大な敷地に、しっかりと施設が作りこまれている
かつての塩田を再現した施設や博物館、自然の干満を繰り返す人工池や干潟のある浜辺など
写真は、難破船を模したトリム施設の上からの眺めで、遥か向うには遊園地もあるのだが
小さな子供連れからシルバー世代に至るまで、安全にたっぷり利用できる公園ですよ〜




海浜公園の南側は、天然の砂浜で、夏は海水浴場となっている
その西の端に有る岩場〜みたいなのが低山で有名な唐船山
せっかくなので登ってみよう!どんな景色が見えるかな?




唐船山を登る途中で、ふと海辺を見てみると
秘密?のプライベートビーチを発見〜!
ここなら人目を気にしなくても‥‥♪




標高19メートル!山頂に到着し振り返ってみると〜
すべてが完全にプライベートビーチでした〜!(笑)


立春の頃、未だに寒い乾燥した日が続き、インフルエンザが蔓延し大きな山火事も発生している。
穏やかな海のように、厳しさが見え難い冬だけど、それなりに緊張感のある生活をしなければ
それにしても、海辺の公園の有り様、まるで早朝撮影のようだけど、真昼間ですから〜!
じゃあ、そこで何が出来るって言われたら、あれこれ準備せずに、まずは行ってみてよ
普段の生活の殻は家に置いて!人それぞれに、色んな刺激を受けるはずだから〜
セールやイベント巡りって、作り込まれた枠に嵌っていると自力が萎えるからね!

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