異常気象に慣らされていく中で、適応出来ずに消えてしまう草花達
小さな庭の季節の営みは、そんな野生への挑戦の記録でもある
気がつけば既に年の瀬、残暑短く意外や緩やかに深まった秋
終わってみれば、見事な紅葉を堪能出来た〜!のが慰みか




神戸市北区 しあわせの村



京都 嵐山

冬が近付く小さな庭

冬枯れが進む小さな庭のせせらぎ

岸辺の草花達は、ロゼッタを残してすっかり枯れこみ
池の畔で強い陽射しを遮っていたウメモドキも落葉
キラキラと木漏れ日に輝く流れが一目で見渡せる
その水面には、水の流れを超えた気配が漂う


年月を経て、すっかり自然の流れと化した小さなせせらぎの流れ
離れて覗いているだけでは、水音と共に動く水が見えるだけ
でも、水辺に近付いて、沈んだ落葉をそっと除けてみると〜
モヤモヤとした藻の上に現われたの幼虫を発見!
普段は見かけないけど、確かに息づく野生の証明

想定外の野生化〜?


せせらぎのある小さな庭の Another World?
それは、園路を挟んですぐ近くに有る小鳥小屋
元気に飛び回る小鳥の声が辺りに楽しく響く

小鳥小屋に止まるメジロ

小鳥小屋は、小さな庭を訪れる野鳥達と網1枚の隔たり
スズメに限らず、メジロにウグイス、ジョウビタキと
Another Worldの暮らしぶりに興味津々〜♪


ある日、突然の登場〜!

秋も終わりが近付いたある朝の出来事
聞き慣れない鳴き声に小屋を覗くと
あれっ!って?が居ました〜!

この子は何者?

何!この子?‥‥全く状況が理解できません〜?
う〜ん、野鳥みたいな姿だけどこんなのは‥‥?
しかし、小屋の中で起こった事には違いない?

間違いなく雛です〜♪でもほとんど野鳥‥‥(笑)

居るはずのない小鳥、しかも雛〜???が付くのも当り前
小屋の住人といえば、老いた♂のインコ2羽を除くと
♂のキンカチョウと♀のジュウシマツだけ〜
まさかっ?まさか?まさか〜?の巣立ち!

ジュウシマツ♀と


キンカチョウ♂と

暫く様子を見ていると、両親が代わる代わる餌を与えています
これ、ウグイスがカッコウを育てるシーンに似ていない?
それにしても、考えもしない楽しい出来事も起きるって

サザンカと小鳥小屋

小鳥小屋の隣のサザンカの花は、いつになく大きく数も多いみたい
こんなところにも暑かった夏の影響が現われているのかも?
そろそろ冬も本番に〜小鳥達も体力増進で頑張って〜♪

冬日に輝くナツミカン

毎年、アゲハチョウの仲間を育むナツミカンの木
今年もそれなりの数、実を付けてくれました
色付くミカン〜と言えば、お正月です〜♪
でも、穏やかな年の瀬に実感はなし〜
とは言え、酷寒は遠慮ですから(^^)v

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