冬また楽し



最低気温が0℃に迫る日が続く頃、北から何度も何度も雪雲のかけらが流れてくる
寒い冬には違いないけど、風さえなければ厳しい寒さと感じるほどでもない
でも、さすがに白い物が降りてくると冬の真っ只中であることに気づく
駆け回る犬もなく静かな庭にも、冬将軍の気配に緊張が走る




北から吹き込む雪から逃げるように上空をミサゴが流れていきます



ケヤキで賑やかに憩う野鳥達の動きが一瞬凍りつく ・ ・ ・
それも暫しの出来事、すぐに小競り合いを始めました〜



部屋の中から珍しく雪模様の庭を撮影しながら、ふと思い出した事が〜
まとまって降りそうな気配に、バタバタとせせらぎにカバーをしました
せせらぎの生き物達は冬ごもり中とは言え、0℃注入は‥‥‥
でも、せせらぎには大切な役割も有るので気をつけないと〜


冬ならではの楽しみ



冬のせせらぎは、まるで吸い込まれそうな程の清らかな水を柔らかに流し続けています。
小さな生き物達は、静かに息を潜め、小さな池の金魚だけがゆらゆらと泳ぎます。
ところが、決して、春を待つもの淋しい水辺になったわけではありません〜
冬枯れの水面は、上空から宝石のように輝いて見えるのでしょうか?
可愛い野鳥たちが、次から次と水浴びに訪れてくるのです〜!
部屋に居ながらにして、バードウオッチング三昧〜
そんな普段の様子をお楽しみ下さいね〜♪

 

いつも賑やかなのは、常連中の常連!チュンチュチュチュンとスズメの群れが朝食中
何を食べてるのかな〜、暫くすると、ちゃっかり、順番に朝風呂も済ませてご出勤〜


 

左端に見えるのは、いつも登場するテラス前に植わったレモンの実
その向こうのせせらぎの畔のウメモドキにやって来たメジロ
4羽5羽でやってきては、あっちこっちでキリキリリ‥‥
こんな可愛いのが、自然のままで出会える喜び〜




入れ替わり立ち代り、目まぐるしく高速水浴び〜
と言いながら、代表の1羽だけの写真です


 

メジロと同じ場所に続いてやって来たのは、キリッとハンサムなシジュウカラ
やはり同じ場所で、入浴タイム〜ってしようとした時に、横から邪魔が〜
驚いて飛び上がった後は、結局、少し離れた草陰でご入浴〜残念!


 

シジュウカラを追い払った犯人は、男気溢れる?ジョウビタキのオス
小さな庭に縄張りを張ってるものだから、順番など待てません〜




そんなもの関係ねえ〜!って、やって来たのはヒヨドリ
石橋の上で、「ちゃんと構えてろよ〜!」って一睨み


 

ドボンッ!って、音が聞こえてきそうなぐらいの派手なダイビング〜
もちろん、水しぶきも激しく飛散!小さな生き物達の運命は〜?


 

ヒヨドリが飛び立った後、コソコソと入浴に来られたんだけど、草陰で恥ずかしそう?
開けた所が好きなツグミとは逆に、林内の木陰や藪を好むシロハラだからかな〜
な〜んて事ではないのかも〜羽づくろいでこのパフォーマンスは芸人はだし!


 

テラス前のブルーベリーの茂みが大好きなウグイスは、恥ずかしがり屋の代表
他の鳥達とは違って、一番奥で打たせ湯をするのですが、写せません〜


小鳥小屋は冬囲い

部屋の窓から眺められるのは、上空を飛んだり庭で遊ぶ野鳥だけではありません。
テラスに面した小鳥小屋のピーちゃん(セキセイインコ)とピリちゃん(十姉妹)も
寒い時期は、餌を普段より沢山食べて、元気に飛び回って耐えています。



可愛い身体で自然に暮らす野鳥達の傍で、過保護に暮らす?ピーちゃん
でも、野鳥は野に居て幸せ、飼い鳥は禽舎に居てこそ生きられる〜!
そんなお互いの境遇が気になるのか、時にはコミュニケーションも
隣のサザンカに蜜を吸いに来たメジロが、金網に留まったり〜
これから暫くは、防寒カバーが張られて箱入り娘?です〜


冬の草花

庭のあちこちで咲くスイセン 自然のままに咲く花には、野生の趣が〜

キンポウゲ コチャルメルソウ ユキノシタ
セイヨウジュウニヒトエ サギソウ ユリ

 
花芽が楽しみなシュンラン


菜園の様子

 

霜に当たったブロッコリーと小松菜、ホウレン草は、これからグングン甘くなる〜
ナスビとピーマンの後には、余り物の色んな菜っ葉の種を蒔いています〜♪


里山、低山歩きの楽しみ



小野市の鴨池には、例年通り沢山の鴨が渡って来ています。




低山の魅力は、短時間で手軽に別世界を味わえる事
駐車場からものの2〜30分程でこの景色です〜
加古川市平荘湖畔の飯盛山からの西の展望



北側を見ると福崎、市川町辺りの山々がうっすらと雪化粧
播磨平野のすぐ際まで、冬将軍は迫ってきている〜!
本当に手軽で、まるで遠くの山に来ている気分です



雪景色の山をズームアップしてみました〜!東播磨から一番近い雪山に認定です〜
七種山(なぐさやま)辺りと思うのですが、裏は白銀の世界でしょうか〜 ゾクッ〃
次の便りまでに、あの山を越えて行けるかな〜?それとも桜も咲く頃まで‥‥
 

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