深まる秋

真っ赤に色付いたアメリカハナミズキの葉が、クルクルと風に揺れる
庭のあちこちに張られた蜘蛛の巣は、今は主も無く荒れるがまま
気がつけば立冬も過ぎ、望まずとも冬が目前に迫ってきている
残された時間は〜なんて、つい焦ってしまいそうになるけど
時には、こんな空気の中でゆっくりと過ごしてみたい〜
でも、夢ではなく、目の前に在っても難しいのが現実
大きな秋と小さな秋〜!それぞれの深まる秋〜♪
どちらも見逃せない天からの恵、季節の輝き!
そこまで秋を堪能しようなんて贅沢かな〜?
な〜んて考えながら、この秋を振り返って


小さな庭の秋〜

蜘蛛の巣の上空には紅葉の森? 小さな庭の秋も高い所から降りてくる〜
真っ赤なアメリカハナミズキに、色ではなくボリュームで競う大ケヤキ


紅葉の足元では、この時期ならではのキクの仲間が満開〜
小さな池のほとりでは、ノコンギクとシロヨメナが競演中
花の少ない時期に、小さな庭が一番華やかに〜
 主演のキクの陰で、脇役も魅せてくれます!
チョロチョロと水が滴るフィルター池ではダイモンジソウが満開
 
庭の隅では、ピロピロ〜と伸びてきてセンブリの小さな花が
 
せせらぎの畔では、ミゾソバの茂みに可愛いピンクの花が満開に〜
と喜んでいたら、瞬く間に葉っぱが丸坊主になってしまいました
 
まるで針金細工のようになった茎の先端を見ると〜そこにもここにも
時期外れに小さなチョウの幼虫が大発生!これは大乱舞〜♪
と思っていたら、スズメの大乱舞〜?とともに見事に全滅〜
この時期、スズメは害鳥って言われてませんでしたっけ?
 
その逆に、菜食で脂肪を貯えているのも居ますから〜
庭のあちこちにポロポロ、ホースリールの覆いにも
アップは無理でも新鮮なうちなら良くわかる〜!
里の秋を満喫するイタチが作った柿ジャム?


澄んだ空気の中で秋の景色を満喫〜!

里山の麓のススキの原野にセイタカアワダチソウが侵入
銀色の穂と黄色い補のシンフォニーが奏でる里の秋色
ノウサギがピョンと跳ねたりキジがバタバタ飛んだり
こんな野原って、昔はどこにでも有ったんだけど〜
(丹波並木道中央公園で)

紅葉と言えば神社仏閣が有名だけど、たまには自然な風情も
里の秋とは違って、深山幽谷の絶景は息を呑む程神秘的〜
錦織り成す自然林の紅葉  (多可町の笠形山付近)

まだまだ  深まる秋を探しに‥‥ キィ〜〜〜   楽しんできま〜〜す♪


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