厳冬

いまさら言うまでもなく、この冬はダイナミックで厳しいです。
いきなりの冷え込みで始まった冬は、さっさと積雪まで済ませてしまった。
この程度の雪なんて、北国の人には笑われてしまうようなもんだけど‥‥‥
冬といえば、明るくてカラッカラの天気が当り前の暖地では、積雪は大変な事!
雪が積もると、幹線道路は大渋滞で、電車はベタ遅れ〜ってお決まり?
それにしても、ここらで地吹雪ってのは生まれて初めて見ましたよ〜
この冬、底冷えは覚悟するとして、長い冬にはならないように〜



わずか1時間程の雪が辺りを一変させた
雪が積もると静かになるんだけど〜
学生達のキャーキャーが響き渡る


冬の出合い

積雪で困るのは、人間ばかりではありませんね〜
通りかかった道端で、立ち止まってじっと見つめています。
ちょうどフェンスの切れ目、ぐるりを網で囲われた畑への入口
「ここ入っていい?」 どうもそうとしか感じられなかったんです。
「いいんちがう?大したものは残ってないみたいだし‥‥‥」
可哀想って感情だけで接してはいけないって、百も承知だけど
でも、もしかして網が外してあるって事は、地元の人もわかって‥‥‥
ほんの数秒の時間、夏なら50メートル先でも跳んで逃げるってのに。
この後、ゆっくりと歩きながら畦草を食べていました。(西脇付近で)


冬の作業

冬の晴れ間にケヤキの剪定をしました。
ケヤキの良さは、美しい自然樹形にあります。
だからあまり切りたくはないんですが、勢いのままってのも問題ですから。
それで、毎年、冬枯れの混み枝とか強い枝とかを多少は整理しているんです。
作業は風の無い日に覚悟の上で、とにかく高所作業もいいところですから。
樹高10メートル超、7メートルのはしごとチェーンソーとロープを武器に挑みます。
はしごにしがみ付いてる写真を撮られちゃいました〜(笑) でも下を見ればわかるでしょ?
 
上空?で小枝って思えるものでも、下ろしてみればこんなです〜
近所の子供が、縄跳びで様子を見に来るから、タイミングを見計らって
あっちに走っていったら、倒れるぞ〜って感じで、最後はロープでスルスルっと
ほんの1ヶ所でこれだから、あと4〜5ヶ所ぐらい?春までのアトラクションって作業です。
 
大きなケヤキは、我が家のシンボル
夏は緑陰、冬は柔かい木洩れ日を生み出します
 
ケヤキに登ったついでに、よく登っている北の山々を眺めてみました。
写真ではわからないけど、ちょうど真ん中に笠形山、左へ段ヶ峰、雪彦山って続きます。
播磨の最深部までさえぎるものなく一直線、雲の切れ間では真っ白な雪が輝いて見えます。
まだ暫くは、とても行けないけど、そのまだ北にも多くの人々の生活が〜!春が待ち遠しい〜


閉じる