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 お風呂掃除
    
  
我が家は、新築時から10年程までは浄化槽を使用していました。 
合併処理式ではありませんでしたが、そのせいか、トイレ以外でもあまり化学洗剤は使っていません。 
そこで、天然成分の物やお湯で洗う、そして何よりこまめに洗って頑固な汚れを作らないっていう掃除スタイル。 
お風呂ではブラシで水洗いするのが最後に入る番の務めでした。トホッ 
おかげで最近まで、水路にホタルがいたんですけどね! 
逆に、下水道の普及で水路が乾いてしまい、今では見れなくなったのは皮肉な事。 

ところで、使った後にすぐに掃除していても汚れは付いてくるんですね! 
多少は、汚れに気付いていたんですけど、濡れていたり暗かったりだとあまり気にならなくて‥‥‥ 
それと、くるまやバイクに比べたらその気になれば、チョロイでしょ!? 
やろうと思えば、いつでもやれる!? 

いつでもやれるっていうのは、言い換えるといつまでたってもやらないという事! 
 
そして挙げ句に、掃除代わりのリフォームではあまりにもったいない〜! 
しかもお決まりは、安くて綺麗で簡単なシステムバス! 
ちょっとゆとりの1坪サイズが、自動的に0.75坪へ〜 
それって、汚い物に蓋をする感じ〜? 

DIYが必然な我が家にあっては、そんな贅沢なお掃除プランは許されません〜! 
ならば手の付けれる内にさっさとやらないと〜! 

とうとう決行しました〜! 
これも今年の梅雨のおかげ!? 

 果たして、思ったようにチョロイといきますか? 
 




 全体の様子
 

カーソルをのせると掃除後の様子に変わります。 
 

  
20数年前から毎度の軽い掃除しかせずに、ここまできました。 

でも、全体に汚れがしみついている感じがわかります。 

浴槽のトップの水しみ、エプロンやタイルの湯垢や石鹸カスによるしみ。 
そして、目地の汚れやカビ! 

特に、浴槽まわりに塗ったコーキングのカビがひどい状態です。 
防カビ効果も1〜2年のもの、10年ぐらいは経ってるから仕方ありません。 
剥がして塗り替えしないとだめでしょうが、ものは試しでカビ取り剤でやりますか? 
 




 摩擦兵器
 

ナイロンタワシスチールウール 
 
汚れを削り落とすわけだから、相手の方が硬くないとキズが付く

たとえ相手が硬い物であっても、汚れが取れたらすぐに止める
 

  
普段出来ない掃除といっても、特別な物を使うわけではありません。 

こんなの、台所まわりに置いてあるのでは? 
鍋の底をこすったり‥‥ 

それ以外でもバイク修理にも活躍します。 
実は、ガレージから持ってきました〜! 
つい、ディスクグラインダーやポリッシャーに手が伸びたりして‥‥
でも、これだけでやってみます!

他に使い終わった歯ブラシなんかも、細かい部分の掃除に使います。 
 




 化学兵器
 

カビハイターストロング 
 
正式にはカビとりハイターストロングです。

 
これは、洗剤というよりは漂白剤?
塩素系のカビ取り剤です。
プーンと立ち込めるガスの臭いが漂白剤と同じ〜

ちょっと根が張ってしまったコーキングに試してみます。
スプレーして待ってる間に、他の場所を摩擦兵器で攻撃します。

使用時の注意は、充分に換気する事!
当然、まわり一面にスプレーしまくり〜なんてのもダメ!
充分換気しながら一度に少しずつ、そして使用中は、酸性洗剤が混ざらないように注意する事!
別にこするわけではなくて、数分後しっかりと水洗いします。

1度ではあまり変わらなかったので、3〜4回繰返してみると、かなり白くなりました。 
 

 


 床タイル
 

カーソルをのせると掃除後の様子に変わります。 
 

 
いつもこすっているので、キュッキュと気持ちいい感じなんですけど‥‥ 

目地の汚れだけでなく、タイル表面も黒ずんでいます。 
タイル表面の汚れは、掃除しようと決めてから、始めて気付きました。

ナイロンタワシでタイルをこすって、目地は硬めのビトゥイーン!

カビ取り剤の使用は、掃除後の様子を見てから考えます。
 

 


 ミキシング
 

カーソルをのせると掃除後の様子に変わります。 
 

  
お風呂の蛇口の汚れは、いつも濡れてる時に見るので気になりません。 

洗面台のは、ちょくちょく磨いてますけど‥‥ 

金属の部分はナイロンタワシで磨くと綺麗に水垢が取れます。 
ピカッと輝いて見違えるようです。 

そして、ハンドルの部分も綺麗にするのを忘れずに。 
真ん中のプラスチックのカバーをマイナスドライバーで外すと、中に取付けネジが隠れています。 
後は、外して掃除するだけ! 
クリスタルの輝きが蘇ります。 
 




 ドア
 

カーソルをのせると掃除後の様子に変わります。 
 

 
サッシドアの下の部分です。 
流し湯がかかる為、ガラスにも浴槽と同じように汚れが付いています。 

さらに、ビード(パッキンのようなシール)が縮んで少し浮き上がっている為、外側にまでしみ出して汚しています。

ナイロンタワシでゴシゴシこすると、何とか取れました。
ガラスは、手っ取り早くスチールウールでゴシゴシ掃除。

ビードは古くなると縮んで浮いてきたり、継ぎ目が広がったりします。
もし取替えようとすれば、ガラス屋(サッシ屋)さんで分けてもらうしかありません。
その時には、断面形状がわかるように端を切り取って持参します。
外付け用の何ミリ厚という事なんですが、実物が有れば間違いなし!
 
取替えずに修理する場合は、浮いた部分をしっかりと押込み、長さが足らなくなった部分だけをコーキングで防水します。
もし、全部をコーキングにしてしまうと、ガラスの割れ替えが大変な事になります。
 




汚れを落とすポイント!
   
 

最初の状態 
 

 
湯垢や石鹸カスがしみついた浴槽のエプロン(側面カバー)です。 

上から下に向かって徐々に汚れが増しています。 
良く言えば、グラディエーション! 
その為、普段は目立たず、そんなに気になる事はありません。
 
それが、こうやって掃除を遅らせる事になったわけですね!
 

 

一番下だけをこすって縁を切った状態 
 

 
ナイロンタワシで床に近い部分をこすります。 

すると、どうですか? 
くっきりと汚れが浮かび上がりました。 

こうなればしめたもの! 
途中で止めるわけにいかなくなったでしょう? 

こうやって自分を追い込んでみるのも、やる気を持続させる為の知恵?
 

 

全体をこすり終えた状態 
 

あと少しあと少しとこすっている内に、全体を綺麗に出来ました。 

ひどい方から掃除していくので、汚れの端がよくわかります。

 
あまり汚れていないかな〜? 
と思っていた壁のタイル 

試しに、石鹸置きの下に付いていた汚れを落としました。 
するとこのとおり〜! 

これだけクッキリと汚れが浮かび上がると‥‥‥
 




 注意点
 

こすった所はみるみる綺麗になっていく〜 

同時にスチールウールはみるみる小さく‥‥ ? 
 

  
スチールウールは、こすっているとどんどんすり減って小さくなっていきます。 
それは、消しゴムと同じでカスがいっぱい出ているという事。 

スチールウールは、柔らかいとはいえ鉄線です。 
細い線でも短ければ曲りません。 
その為、素手でやってるとそげとなって刺さります! 
いくらグローブのような手であっても厚手のゴム手袋をはきましょう! 
また、そのカスは鉄ですからすぐに錆びます。 
タップリの水で排水孔までしっかりと流さないと、あちこちが赤錆で汚れてしまいます。  

ステンレス浴槽でも、もらい錆びを生じるので、やはりよく流します。 
 

 


 作業終了
 
  
 
 
 石鹸置きを磨いてフィニッシュ! 

これで家族も気付くはず〜!? 
 

  
あまり一度に続けてすると肩こりになりそうですよね〜 

とりあえず、ザーッと2時間あまりのチャレンジ。 
目標(別に決めてないんですけど)に対して、7〜80%ぐらいかな? 
でも、手ごたえと取っ掛かりとしては充分! 

これからも、今まで通りにその都度水洗いをすれば、すぐに元通りにはならないはず。 
残りはその中で、少しずつやっていきますか? 

こういう身近な事は、特に家族の反応が楽しみです。 
それによっては、さらにエンジンがかかるかも? 
でも、超近視で全く無反応?! 

やれやれ、一汗かいたので一番乗りで使っちゃお〜! 
ともかく、最高の自己満足は得れそうです〜 
 

 
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