事例紹介

 

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シリンダー錠の取付です
シリンダー錠は、1ドア2ロックという形で、ハンドル錠から離れた場所に取付けられます。 

防犯対策でダミー錠とかも売られていますが、本物に勝る物は有りません! 

でも、なかなか取付けるのが大変って事で、ダミー錠も貢献しているわけです。
 

これがセットです   
ホームセンターでも取扱っていない店が多いです。
これは、アグロガーデンで購入しました。
値段は、小さいながらも3200円とハンドル錠並みです〜! 

錠の購入に際しては、ドアの厚みと立て框の幅を測っておきます。
錠には、適応ドア厚とバックセットが表示されているので、測って来た寸法に適応するかどうかを確認します。

バックセットは、ドア側面からシリンダー中心までの距離で、左右方向の取付け位置を示します。
普通は、立て框の幅内にシリンダーが納まらないと、取付が困難であったり、見た目に良くなかったりします。 

セットの内容は、ドア外面に付くシリンダーと内面に付くつまみ、それらに挟まれてドア内部につくラッチ、そして、ドア枠に付けるラッチ受けです。
キーは、3枚付いてます。
  

シリンダー取付け穴加工
無垢の木製ドアに取付けます。 

アルミサッシドアであっても、ホ−ルソーや錐が異なるぐらいで、する事は同じです。 

手順としては、 

1)シリンダーの取付穴をあける。
2)ラッチの取付穴をあける。
3)ドア枠にラッチ受けの穴をあける。
 

途中でストップ!
この分は、36mm径でシリンダー取付け穴を開けます。 

中空のアルミサッシなら、これで穴が開くんですけど、まだ座掘り程度です。 
この調子で貫通させれば簡単ですが、取付部の強度を高める為に手間を加える事にします。 

シリンダーの出っ張り分を座掘りで逃がし、中心のシャフト穴とその両側のビス穴を開けます。
 

内側はこんな感じ 36mmで貫通させるのとでは、随分差が有るでしょう!

それと、ささくれが出ていますが、自信がもてない場合は、最初に裏側も36mmで一欠きしておいて下さい。

ラッチの取付け穴加工   
ラッチは、さやの中を心棒が出入りするようになっています。
そこで注意点!
さやの寸法で穴を開けないと、わずかのところで入らずに、何で?って事になります。 

ドアの側面に寸法取りをしてから、シリンダー穴を目掛けてウイーン! 

それと、キーの操作によって動く部分が、シリンダー際に有ります。
シリンダー穴をそのまま貫通させておけば大丈夫ですが、今回はそうではありませんので、その空間をひと削りしておきます。
  

こんな感じ ちょうど2穴、これが1個半とかだったら開けにくい!
ノミで仕上げます ラッチの取付け座もノミで加工します。
ラッチを取付け ラッチを取付け、ドアの内外からシリンダーを取付けます。
ラッチ受けの取付け穴加工     
ドア枠に寸法取りをしてノミで〜‥‥ 

ところがドア枠には、板金のカバーが取付けてあります。
これは結構やりにくいものです。
ジグソーもディスクグラインダーも大き過ぎます。
タガネでは、周りが凹みますし、ホビーソ−では、歯が引っ掛かる為、ギクシャクさせて、そのうち周りに引っかきキズを付けるでしょう?
裏には、枠材が密着している為、ハサミ、ニブラ−もダメ! 

えっ! マスキング? 
テープを剥がす時に、塗料がパリッとめくれる危険性に注意してやって下さい。

そこで結局、ドリルとミニルータ−&軸付ミニディスクを選択。
まず、四隅をドリルで抜いて、それぞれの間をミニディスクで切断します。 

もちろん、やるだけやってペンキ補修って手も有ります〜?
   

受け穴のボックス 受け穴にはボックスが付くので、見た目もすっきりです。
受け穴の枠を取付け 上側がシリンダー錠分で下側はハンドル錠。 
室内側です 内側からビス2本で、シリンダーは取付けられています。
完成! 選択の余地が無かったので、色合いとバックセットの違いは御勘弁を! 

これで安心して外出出来ますね!

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