フレーム修正機 Bタイプ
  
 フレーム修正機第2弾の登場! でも、これは、単品でもAタイプと組み合わせても使用出来ます!
 当然、これもAタイプに勝るとも劣らずに、安くて簡単、しかもフレキシビリティーに富むお宝で〜す。
 
それもそのはず、鉄板以外に何もない〜!?
 では、構造的特徴を説明すると、しっかりした厚みのある鉄板を床に固定する、以上。
 それは冗談〜ではなくて、説明不足なので、一例をもとに使用法を説明します。
 

 
 フレーム修正機 Bタイプの全容が上の写真です。
 縞鋼板600ミリ×900ミリの6ミリ厚をアンカーで床に固定しています。
 これ以上、大きかったり厚みがあったりすると、重量が増して一人での持ち運びが大変です。
 とりあえず6ヶ所のアンカーで、たわむ事もなく剛性を確保出来ています。
 鉄板は、床の基準線に正確に取り付けられた上で、鉄板上には、ケガキ線が入れて有ります。
 そして、鉄板以外に何も無いといいながら、付属している物は、ケースバイケースで使用する物。
 写真のは、寸切りボルト(全ネジM10)と建築用の補強金物(かなり厚い)。
 これらを鉄板上にケースバイケースで配置し、フレームを固定するわけです。
 では、どうやって配置するかというと、寸切りボルトを溶接しています。
 何ともいい加減な方法と思うかもしれませんが、これこそ、最も確実で簡単な方法なんです。
 仮に、フレキシビリティーって事で鉄板にナットを沢山溶接したりすると、平面が失われます。
 鉄板は、定盤的にも使用しますので、これは、作業に支障をきたします。
 また、鉄板に穴を開けてナット締めの場合は、鉄板を浮かせる必要がある為、剛性確保が難しくなる。
 結果として、ディスクグラインダーでの切断や溶接が出来る前提で、この方法がベターかな〜?
 
 フレーム単品での修正作業、また、フレーム修正機 Aタイプの補助的な役割としての使用法。
 これは、寸切りを付け根で切断すれば、使用後もそのままで支障が無い。
 でも、実際のところは、ケガキ線が消えるのが嫌だし、レイアウトが再利用出来るかも?って
 そんなことで、ちょっと邪魔ですけど、切断せずに取り外して保管しています。
 ただ、金具が取っ手代わりで持ちやすくて便利ですけど
 それと、これは、A、B両方に共通した注意点ですが、知らない人の目に触れる所には保管しない事。
 合わせて、他の目的での普段使いも程々に〜!肝心な時に、行方不明になるのは間違いなし!
 とってもフレキシブル、且つ、専門的なお宝で〜す!
 

 単品で使用する場合は、この様にフレーム単品の修正に最適です。
 使用は、まず対象となるフレームを鉄板上に置いてみる事からスタートです。
 鉄板上に収まりきらない場合は、使用できないかもしれません。
 フレームのセッティングは、キッチリ寸法を確認しながら木片などで枕をしたり硬質ゴムを挟んだり。
 仮に、位置決めが出来れば、押さえの金具の配置決めといっても、以上は、同時進行みたいなもの。
 そして、鉄板に寸切りボルト位置をマーキングしたなら、フレームを一旦外して、ボルトの溶接。
 この時、ボルト先端は斜めカットにしておき、断面部を全面溶接し強度を出します。
 しっかりと固定出来れば、後はお好み次第ってわけ!
 何と言っても、上手く固定すれば、びくとも動かないから、コンチクショー!って感じ
 鉄板にブラケットを付けて引っ張ってもいいし、アンカーを付けて押してもいいし〜
 もちろん、シュワちゃんなみに腕力やテコでも直せる場合もあるだろうし。
 
 ここで、大きな力を入れる場合には、Aタイプと組み合わせた方が手間のようで結局作業が早い。
 特に、写真のようにアルミフレームの場合は、と〜っても硬いから中途半端では無理かも?
 でも、ベキッ!ってやったら、サヨナラ〜ですから、決して無理にとはお薦めしませんから〜!
 
元は、こんな感じでシートフレームが歪んでいます。
う〜ん、カメラも歪んでいるかな〜?
 
それで、使用後がこんな感じ〜
でも、フリーハンドでは、やっぱりきちんと撮れない?
 
もう少しましな写真が有りました〜
これは、左右方向のズレが直ってきた途中の状態です。
かなり気合を入れて、手持ちしている。(やっぱり)
それで、次に上下のズレが揃ってきたところです。
写真中央のリアサスリンクブラケットは、センターから左にずれて付いていますので念のため。


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