チャンバー
 
 
  
   チャンバーは、珍しい右側片方での2本出し。 

   サイレンサーは、別体式でラバージョイントで接続されています。 

   さて、誰もが考える市販チャンバーとのコンバート! 

   ノーマルよりも圧倒的に軽量で、サウンドもさらにエキサイティング! 

   でも、片方2本出しのアンシンメトリーなスタイルは、ガンマの象徴!! 
  
   ここは、ノーマルを守らせて頂きます!!! 
 

 
 
  
 つちのこを捕まえたんではありません! 
  
 外観もかなりくたびれたチャンバーです。 
 
  
 排気ポート際は、オイルスラッジが焼けてカーボン状態 

 通路は1割りぐらい狭くなっています! 
 

  
 チャンバー内部のオイルスラッジを取り除き中です。 

 チャンバー内に洗浄用ガソリンを入れて溶かします。 
 

  
 1本が終われば、中身を使い回しで2本目実施。 

 1本について、丸一日かけてじっくりと溶かします。 
 

  
 このキャップは、スプレーチェーンクリーナーのキャップです。 
 
  
 こちらの詰めは、ゴム手袋を団子にしてねじ込んでいます。 
 
  
 洗い終わって出てくる時には、真っ黒け〜! 

 しかも溶け込んだオイルの粘度でドロドロです。 
 

  
 カーボン状のスラッジは、ガソリンでも溶ける事はありません。 

 いらなくなったマイナスドライバーとワイヤーブラシで削り取るしかありません。 
  

 
 
 
   
内部の洗浄後、外側をクリーニング! 

ワイヤーブラシにサンドペーパー‥‥‥ 

耐熱塗料の半艶で、ちょっと艶かしい(なまめかしい)仕上がり〜! 

取付けたら綺麗だろうな〜 ノーマルも捨てたもんじゃ無いぞ〜!! 
 

 
 
 
残された作業は、サイレンサー!
 
  
 チャンバーとは、別体式のサイレンサーです。 
 右側2本出しチャンバーは、1ケ所で上下にまとめられています。 
 取付は、車体際に寄せてはありますが、転倒時にはバンパー状態です。 
 2本共に、見事に削られ赤錆が出ています。 
 
  
 サイレンサーの中は、チャンバーと同様に洗浄します。 

 外観については、研摩してキズを消すしかありません。 
 

  
 削ったからには、防錆の意味も有って塗装します。 

 塗料は、耐熱ステンカラー。 
 

  
 チャンバーとサイレンサーは、ラバージョイントとホースバンドで接続されます。 
 ところが、この部分が問題で、どうしてもオイルがしみ出てきます。 
 特にラバーが古くなると、いくらきつく閉めても密着性がよくなりません。 
 折角、パイプまわりを綺麗にする機会ですから、オイルとおさらばしたいです〜! 
 そこで、問答無用での交換です。 
 
 
 
 
  
サイレンサーも何とか予定以上の出来映え!? 

ステンカラーっていうのは、シルバーと違って鈍い輝きです。 

いかにも、マシンって雰囲気で気に入りました〜! 

ゴールドやパールといった華やかな色調の中で、大人の渋みを出していると思いませんか? 

これからは、エンジンのセッティングも遠慮なく出来るぞ〜!! 
 
 

  

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